地 図
番 号

調査区
番 号

市 町 村 名

地    名

      

調査年度

1989

15

51

観音寺市

有明浜

都道府県名

香川県


 

 

 

 況

1.地形・底質
 燧灘に面し干出する前浜干潟。標本区の範囲は九十九崎から財田川口にかけての約60haで、沖出し幅は約300mである。干潟はほぼ同じ傾斜で低潮線まで続いているが、中間に浅い2本のみお筋がある。底質は大部分が細砂であるが、みお筋の部分は砂泥である。海水の清澄度はおおむね良好である。
2.海岸改変状況及び植生
 干潟の海岸線は全て人工海岸化され、高潮線上部にはコンクリート防潮堤が設置されている。背後は小灌木の疎らに生えた草地である。











1.底生動物
 側線全体を通じて二枚貝、巻貝ともに少なく、僅かにアサリ稚貝がみられるのみ。カニ・エビ類ではコメツキガニが上部・中部ゾーンに多く、下部ゾーンにはアナジャコ類が多い。ゴカイ類は全体に分布し特に多いことはない。ウスハスノハカシバンが中部・下部に異常に多いのが特徴である。
2.藻場
 アナアオサがみお筋を中心に分布するが極めて疎である。







 香川県西部で燧灘に面している有明浜は、比較的自然が残っており、サギ類8種、カモ類8種、シギ・チドリ類18種、カモメ類6種が記録されている。ミサゴ、ハヤブサ、クロサギ、ウミアイサ、アメリカウズラシギ、アカエリヒレアシシギなどが記録され、冬期はユリカモメ、ウミネコ等が500〜1000羽渡来する。記録されている鳥類の総数は24科66種である。

(ヒアリング:香川県環境自然保護課鳥獣担当)







(記入例)
 下水処理場建設に伴う埋立て計画あり。





 
 
 
5



1


 

 

 


調

 所属 香川大学  香川県
    教育学部  環境自然保護課
 氏名 須永 哲雄 田中 秀文

調査

方法

○1 現地調査 1989年7月17日
 2 資料調査
 3 ヒアリング



 


 

 

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