地 図 番 号
調査区 番 号
市 町 村 名
地 名
調査年度
1989
10
13
宍喰町
那佐湾
都道府県名
徳島県
環 境 の 概 況
1.地形・底質 那佐湾奥部に干出する前浜干潟。標本区の干潟面積は、5.92ha、沖出し幅190mである。干出面の傾斜は平坦であり、底質は上部の高潮域が、礫混りの砂から中央部に向って砂泥域と続き、下部では礫混りの泥と続いている。清澄度は、汚れはなく、良好である。 2.海岸の改変状況 前回調査時と比較して特になし。既に人工海岸化されている。 3.植生 干潟の高潮帯上部の陸域部にススキが繁茂している。
底生生物相の概要・特徴
1.底生生物 測線全体を通してカニ類は上部から中央部に、二枚貝、多毛類は中央部から下部に出現し、個体数も多い。 ゾーン別にみると、上部にシオマネキ、ゴカイ類、中央部にサルボー、シオマネキ、下部にはサルボー、ヤドカリ類、ゴカイ類が多く出現した。 全般的にみて、出現種数は少なく、底生生物の豊富な干潟ではない。 2.藻 類 測線の中央部から下部にかけてコアマモが分布し、中央部は密生している。 分布域は1.7haである。
鳥類の渡来状況
その他特記事項
(記入例) 下水処理場建設に伴う埋立て計画あり。
位置図 5万分の1
概 況 写 真
調 査 者
所属 徳島県水産試験場鳴門分場 氏名 中久 喜昭 松本 昭一
調査 方法
○1 現地調査 1年7月18日 ○2 資料調査 3 ヒアリング
資 料 名
第2回自然環境保全基礎調査及び空中写真(参考)