地 図 番 号
調査区 番 号
市 町 村 名
地 名
調査年度
1989
5
12
阿南市
椿泊湾(椿)
都道府県名
徳島県
環 境 の 概 況
1.地形・底質 椿泊湾奥部に干出する前浜干潟。標本区の範囲は椿川で区分された南側の干潟で、干潟面積は3.16ha、沖出し幅最大230mである。底質は上部の高潮帯が礫混りの砂、中部から下部の低潮線にかけて礫混りの泥が分布する。 清澄度は、おおむね良好である。 2.海岸改変状況 干潟の海岸線は人工海岸化され、背後は農耕地であり特に変化なし。 3.植生 干潟内に植生は存在しない。
底生生物相の概要・特徴
1.底生動物 測線全体を通じて、二枚貝、巻貝、甲殻類、多毛類が採集され、なかでも、アサリ、スナガニ、ゴカイ類が広い範囲で出現し、個体数も多かった。 ゾーン別では、アサリ、スナガニが上部で見られ、中央部では、スナガニ、ゴカイ類、下部ではアサリ、ゴカイ類が多く出現した。 全体的にみて、出現種数は比較的少ない干潟である。 2.藻場 中部から下部の低潮線にかけてアオサが分布している。(現地調査確認)
鳥類の渡来状況
その他特記事項
(記入例) 下水処理場建設に伴う埋立て計画あり。
位置図 5万分の1
概 況 写 真
調 査 者
所属 徳島県水産試験場鳴門分場 氏名 中久 喜昭 松本 昭一
調査 方法
○1 現地調査 1年7月19日 ○2 資料調査 3 ヒアリング
資 料 名
第2回自然環境保全基礎調査及び空中写真(参考)