２．標本区環境調査票

地　図番　号	調査区番　号	市　町　村　名	地　　　　名	調査年度	1989
4	7	那賀川町	那賀川河口域	都道府県名	徳島県
環　境　の　概　況	１．地形・底質　那賀川河口域に干出する河口干潟。標本区の範囲は河口域の河川中央部に形成された干潟で、面積は、10.7ha、沖出し幅700ｍ×長さ250ｍである。　底質は上部の高潮帯から下部の低潮線にかけて砂が分布する。清澄度はおおむね良好である。２．海岸改変状況　自然に形成された河口干潟で人工海岸化はみられない。３．植生　干潟内に植生は存在しないが、西側の高い位置では雑草地がある。
底生生物相の概要・特徴	１．底生生物　測線全体を通じて、二枚貝、甲殻類、橈脚類が採集された。なかでも、イソシジミが広い範囲で出現し、個体数も多かった。　ゾーン別では、上部ではイソシジミ、シオフキ、スナホリムシ。中央部ではイソシジミ、下部でもイソシジミが多く出現した。　全般的にみて出現種数、個体数とも少ない干潟である。２．藻場　干潟内にも場は存在しなかった。
鳥類の渡来状況
その他特記事項	（記入例）　下水処理場建設に伴う埋立て計画あり。

位置図　　　 5 万分の 1
概　況　写　真

調査者	所属　徳島県水産試験場鳴門分場　氏名	調査方法	○1　現地調査　１年８月17日 ○2　資料調査　　　　　18 　3　ヒアリング
資料名	第２回自然環境保全基礎調査及び空中写真（参考）