地 図
番 号

調査区
番 号

市 町 村 名

地    名

     

調査年度

1990

28

63

下関市

王司(千鳥浜)

都道府県名

山口県


 

 

 

 

1.地形・底質
 木屋川及び神田川が流入する河口域は県下最大の約750haに及ぶ干潟を形成するが、王司地先千鳥浜は西側の一部約150haを占める干潟域である。
 干潟の北側(岸)から南側(沖合)にかけて澪筋を形成するが、近年埋没傾向にある。
 底質はおおむね砂泥質で、採貝業、ノリ養殖業が営まれている(中央粒径値0.12〜0.21mm)。
2.海岸改変状況
 海岸線は全て護岸で整備され、背後は道路、畑となっている。
3.植生
 干潟内には顕著な植生は存在しない。











1.底生動物
 側線全体をみると、二枚貝ではアサリ、シオフキ、バカガイ等が広範囲に出現するが、量的にはアサリが優占した。また多毛類(ミズヒキゴカイ、ツバサゴカイ、ケヤリ、チロリ、イソメ等)、ホシムシ類もかなり多くみられた。
 ゾーン別では、上部はコメツキガニ、オオギガニ、ヒメアカイソガニ等のカニ類、フジツボ類が多く、中部はキサゴ類、イソギンチャク、底部はヤドカリの出現が目立った。
2.藻場
 オゴノリが点生〜疎生規模で広く分布し、アオサ、イギス、アマモ等が一部みられた。







 カモ・シギ・チドリ・カモメ他の水鳥は多く生息していますが、渡来鳥としては、まず大シギは4〜5羽、4月頃に渡来、11月頃までいる。タシギも4月頃渡来し、6月頃孵化しているようで、チドリは2種類、10月頃渡来し、3月頃までいる。
 カモは10月頃、6〜7種類渡来し、養殖海苔を喰い荒して被害を発生させている。そのうち、カルガモはすみつき、6月頃孵化し繁殖している。







(記入例)
 下水処理場建設に伴う埋立て計画あり。





 
 
 
5



1


 

 

 


調

 所属 山口県内海水産試験場

 氏名 山本 翠

調査

方法

○1 現地調査 平成2年7月23日
 2 資料調査
 3 ヒアリング



 


 

 

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