地 図
番 号

調査区
番 号

市 町 村 名

地    名

     

調査年度

1990

23

43

山口市

幸崎

都道府県名

山口県


 

 

 

 

1.地形・底質
 山口湾は椹野川河口に広がる楔形の内湾で、古くから干拓が行われ、現在では干潟の総面積約450haである。そのうち湾奥の中潟は約200haの砂泥帯である。
2.海岸改変状況
 干潟には2本の主澪を含む多くの小澪、潮だまりがあり、複雑な地形を呈している。
 近年、湾全域でヘドロの堆積が増加しつつある(中央粒径値0.14〜0.26mm)。
3.植生
 生物相は砂泥帯のアサリ、小礫帯のカキ等、減少傾向が目立っているが、冬季のアオノリ養殖は生産量が増加している。











1.底生動物
 測線全般を通じて、二枚貝、巻貝類の種類、個体数とも少なく、アナジャコ(巣穴)が最も多く、ついでゴカイ類(巣穴)が多い。
 ゾーン別には、上部、中部でカキ、中部でツバサゴカイ、下部でホトトギスの生息が部分的ではあるが目立った。
 また、ヤマトオサガニ等、カニ類の生息も多くみられた。
2.藻場
 下部低潮線にアナアオサが点在している。
 冬季にはスジアオノリ、ハバノリ、カヤモノリ、シオミドロ等の海藻が繁茂する。







 カモメ科のユリカモメが1年中みられる。マガモ・カルガモ・コガモ等が10月に渡来している。







(記入例)
 下水処理場建設に伴う埋立て計画あり。





 
 
 
5



1


 

 

 


調

 所属 山口県内海水産試験場

 氏名 山本 翠

調査

方法

○1 現地調査 平成2年8月7日
 2 資料調査
 3 ヒアリング



 


 

 

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