地 図 番 号
調査区 番 号
市 町 村 名
地 名
調査年度
1990
13
19
光市
島田川河口
都道府県名
山口県
環 境 の 概 況
1.地形・底質 市の中央部を北部から南部へかけて島田川が流入しており、河口域に沖出し幅約300m、面積約10haの干潟がある。 干潟面は全般に平坦で、底質は砂が大部分を占めている(中央粒径値0.8〜1.6mm)。 2.海岸改変状況 河口西側は虹ケ浜海岸(海水浴場)があり、東側は埋立てられ、工業地帯をなしている。 3.植生 岸側は地盤高も高く、砂浜が広がり、陸上植物の植生がみられる。
底生生物相の概要・特徴
1.底生動物 漂砂によるためか、干潟全般にアサリが極めて少ない。 ゾーン別には高・中潮帯でアナジャコが最も優占し、次いでコメツキガニ、オチバガイ、アラムシロ等が多く生息している。また低潮帯にはニホンスナモグリ、イソシジミがかなりみられる。 2.藻場 標本区には藻場は全くみられない。
鳥類の渡来状況
※海鳥多い(干潟に糞が多数散在) カモメ科のユリカモメの飛来として知られているが、他にもガン・カモ類の淡水ガモのマガモの渡来も多い。季節は冬季であり、渡来数については不明である。 また、チドリ類ではシロチドリが干拓に群れをつくって住んでいる。 ユリカモメが毎年1〜2月頃数千羽が群をなし、また、ウミネコも毎年数千羽が訪れている。
その他特記事項
(記入例) 下水処理場建設に伴う埋立て計画あり。
位置図 5万分の1
概 況 写 真
調 査 者
所属 山口県内海水産試験場 氏名 山本 翠
調査 方法
○1 現地調査 平成2年9月5日 2 資料調査 3 ヒアリング
資 料 名