地 図
番 号

調査区
番 号

市 町 村 名

地    名

     

調査年度

1990

26

1

油谷町

伊上

都道府県名

山口県


 

 

 

 

1.地形・底質
 油谷湾奥部に干出する前浜干潟。標本区の範囲は伊上浦(川口)から掛淵川の間の10haで、沖出し巾は約150m。4本の中小河川が流入する。干潟面はほぼ同じ傾斜で低潮線まで続いている。底質は上部ゾーンの岸より20m付近まで礫場で、他の大部分は砂である。海水の清澄度はおおむね良好である。
2.海岸改変状況
 干潟の海岸線は殆んど人工海岸化され、高潮線には護岸(石堤)が設置されている。
3.植生
 干潟と陸域の間は護岸で分断されており、干潟内は植生はない。護岸の後背地には湿地と荒地、農耕地が広がり、部分的に埋立て家屋が散在する。松、ヨシ、ススキ等の植生がある。











1.底生動物
 測線全体を通してみると、イボウミニナが最も多く、次いでアサリ、ゴカイ、アラムシロガイ、ヤドカリ類等がみられるが、概して種類、個体数ともに少ない干潟である。
 ゾーン別にみると、上部では出現種数が最も多く、個体数ではイボウミニナが優先していた。中部では種類が最も少なく、個体数ではイボウミニナが優先していた。下部では種類は上部に次いで多く、個体数ではゴカイ類が優先していた。
2.藻場
 干潟の中、下部に2×5m範囲くらいのコアマモ場が散在していた。







 カモ・マガモ・ヨシガモ・カイツブリ・サギ・小ガモ等が10月初め渡来し、4月中旬に飛び立つ。







(記入例)
 下水処理場建設に伴う埋立て計画あり。





 
 
 
5



1


 

 

 


調

 所属 山口県外海水産試験場

 氏名 由良野 範義

調査

方法

○1 現地調査 1990年10月17日
 2 資料調査
 3 ヒアリング



 


 

 

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