地 図 |
調査区 |
市 町 村 名 |
地 名 |
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調査年度 |
1989 |
17 |
5 |
米子市 |
彦名干拓地 |
都道府県名 |
鳥取県 |
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環 |
1.地形・地質 弓浜半島の南岸に位置し、堤防に囲まれた水域と浅瀬である。底質は中海の湖底のヘドロを干拓土としているので、水深80cm以下の浅瀬と干拓地をなし、シルト質である。 2.干潟の海岸線は堤防が築かれ、この30ヘクタールの部分以外は、干拓地となっている。近くの粟島には離水海食洞があり、特定植物群落として粟島神社社叢がある。 |
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底 |
1.底生動物 三梨 昴・徳岡 隆夫篇、中海・宍道湖(1988)によると、このあたりの底質には、Brachidotes群集(スキゲヒバリガイ・ホトトギスガイ)の二枚貝が多いとされている。また、現地の採集によれば、サルボウ、ホトトギス、アサリ、カガミガイ、バカガイ、シオフキ、ビョウブガイ、シラオガイもみられる。また、巻貝ではヘナタリ、ツメタガイ等がみられる。 2.藻場は存在しない。 |
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鳥 |
200種以上の水鳥が確認されている。 コハクチョウ、マガン、ハヤブサ、ミサゴ、オジロワシ、ヘラサギ、ツクシガモ、ツリスガラ、セイタカシキなど。 シギ、チドリ類はイカルチドリ、シロチドリ、イソシギが年中生息する。コチドリは4月〜9月にみられる。ハマシギは500羽近くが越冬する。秋から春までには、ガン・カモ類が30種4000羽に達する。 (資料調査、細谷 賢明氏よりヒヤリング) |
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そ |
(記入例) 下水処理場建設に伴う埋立て計画あり。 |
位 |
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概 |
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調 |
所属 鳥取県水産試験場 古田 晋平 |
調査 |
○1 現地調査 1990年8月12日 |
資 |
「中海に鳥獣保護で観察した鳥類」 米子野鳥保護の会 1974 |
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