地 図
番 号

調査区
番 号

市 町 村 名

地    名

      

調査年度

1990

22・23

4

和歌山市

片男波

都道府県名

和歌山県


 

 

 

 

 湾奥部に向って著しく汚濁する。沖半部の片男波防波堤側は有料の潮干狩場となっている。
 前回の調査ではこの干潟を奥・沖2域に分けたが、この干潟全域は和歌川の河口域にあたり、大雨等の後ではその干潟の形状が著しく変化することが多く、今回は1つにまとめた。
 調査は潮干狩場の対岸の布引地区で行った。調査地は砂泥底に小石・礫が混じっていて、干潟面はほとんど平坦である。











 目立つ動物はアサリが見られるのみで、その他の動物は見られなかった。
 対岸にはヤマトオサガニ・オサガニ・コメツキガニが分布し、防波堤の先端部にはスナガニが見られるという。







 シギ・チドリ類が比較的よく飛来する。冬期はとくにハマシギがよく群れで見られる。
 大型のシギ類ではチュウシャクシギが渡来し、その他、キアシシギ・ソリハシシギ・ダイゼンが飛来する。

(ヒアリング:和歌山県立自然博物館)







(記入例)
 下水処理場建設に伴う埋立て計画あり。
 湾奥部では底泥は黒色で、質は軟弱で、踏査不能であった。





 
 
 
5



1


 

 

 


調

 所属 財団法人 海中公園センター
    錆浦海中公園研究所
 氏名 内田 紘臣

調査

方法

○1 現地調査 1990年4月28日
○2 資料調査
○3 ヒアリング



和田恵次(1978)干潟のカニの観察手引。南紀生物会報No.14。
和歌山県立自然博物館(1989)海と川に親しむ。


 

 

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