地 図
番 号

調査区
番 号

市 町 村 名

地    名

      

調査年度

1990

7

2

那智勝浦町

粉白

都道府県名

和歌山県


 

 

 

 

 潮間帯上部は幅3.5〜8mのやや傾斜の強い砂帯となり、潮間帯より上は平らな砂地となる。潮間帯は幅100〜110mで、中〜下部はゆるやかに一様に傾斜する。この調査区は中央に突出する岩礁により奥・外2つの潟にわけられるが、物理的・生物的環境は両者の間にちがいがない。底質は白い細砂で、ごみもなく、水も良好で、県内で最も美しい海水浴場といえる。中央部に小川が流入するが、流入水もまたよく澄んでいる。夏期は上部砂帯に海水浴客用の施設が仮設される。後背地は住宅地である。











 潮間帯上部には何も目立つ生物は見当たらない。広い中部にはコメツキガニが一面に分布し、下部にはアナジャコ類が見られる。
 下部には非常にまばらにコアマモが生えている箇所があり、そこの底砂中にのみイトゴカイ科のゴカイ類が見られる。
 なお潮上帯にはコメツキガニの他、ハマトビムシ・スナガニが棲息する。







 イソシギが飛来するが多くはない。またヒドリガモが飛来することがある。

(ヒアリング:日本野鳥の会々員 白水 博 氏)







(記入例)
 下水処理場建設に伴う埋立て計画あり。
 なし。





 
 
 
5



1


 

 

 


調

 所属 財団法人 海中公園センター
    錆浦海中公園研究所
 氏名 内田 紘臣

調査

方法

○1 現地調査 1990年7月22日
 2 資料調査
○3 ヒアリング



 


 

 

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