地 図
番 号

調査区
番 号

市 町 村 名

地    名

      

調査年度

1990

4

6

三浦市

小網代

都道府県名

神奈川


 

 

 

 

 小網代湾は、三浦半島南部の相模湾側に位置し、間口0.5km、奥行1.2kmの小湾である。
 湾をとりかこむ谷の尾根には、混合林が形成され、谷にそった低湿地は、集水域の開口部でアシ原となっている。枝沢からの小川が湾奥で集まり小川を形成し、これが干潟の中心を通って海に注いでいる。











 干潟全体を通して二枚貝類、巻貝類が存在し、特にアサリ、ホトトギスガイ、ウミニナが多く見られた。
 ゾーン別には、上部ではチゴガニが多く、中央部及び下部では、ユビナガホンヤドカリ、ゴカイ類、ヒモムシ類が多く出現した。
 全体としては、生物種が多く、谷を走る小川を中心として、集水域生態系を形成している。







 キアシシギ、チュウシャクシギ、ヤマシギなど5〜6種類のシギ・チドリ類が確認されている。渡りの最盛期は、春期と秋期の2回ある。面積的に狭く、他に田んぼ、河原などの移動場が少ないため、生息数は20羽程度である。
 他には、ゴイサギ、コサギなどのサギ類が確認されている。
 干潟は餌場や休息場として鳥類に利用されている。







 





 
 
 
5



1


 

 

 


調

 所属 神奈川県水産試験場

 氏名 今井 利為 長谷川 理

調査

方法

○1 現地調査 平成2年5月24日
 2 資料調査
 3 ヒアリング



 


 

 

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