地 図 番 号
調査区 番 号
市 町 村 名
地 名
調査年度
1991
2
1
江戸川区
三枚洲
都道府県名
東京都
環 境 の 概 況
1.地形・底質 東京湾奥部に造成された人工干潟。標本区は旧江戸川と荒川に挟まれた東京都葛西海浜公園に設置された人工干潟である。干潟面は、ほぼ同じ傾斜で低潮線まで続いており、平坦な傾斜となっている。澪筋等はみられなかった。 底質は一様な砂泥で、干潟表面は浮泥に薄くおおわれている。清澄度は悪い。 2.海岸改変状況 干潟は人工的に造成されたもので、護岸の後背地は航路となっており、さらに航路を挟んで葛西海浜公園となっている。 3.植生 人工護岸と高潮線間にはヨシの群生が一部みられたが、干潟内には植物の分布は全くみられない。西なぎさ沖でアマモ場造成試験を実施中である。
底生生物相の概要・特徴
1.底生生物 干出面積が少なく、調査時の干出幅は約200mで上部・下部の2ゾーンにしか分けられなかった。 現地調査では、測線全体を通じてゴカイ類しか採集されなかった。そのほかの生物は殆ど採集されなかったが、干潟表面には二枚貝の死殻が全表面の広い範囲に分散していた。 ゾーン別にみても、上・下部とも出現に変化なくゴカイ類のみと言える状況であった。 2.藻場 干潟内には植生は全くみられなかった。
鳥類の渡来状況
その他特記事項
位置図 5万分の1
概 況 写 真
調 査 者
所属 東京都水産試験場 氏名 竹之内 卓夫
調査 方法
○1 現地調査 91年10月24日 2 資料調査 3 ヒアリング
資 料 名