(都道府県)

宮崎県

サンゴ群集現地調査票

(表)

調査地

地図名

地図番号

市町村名

市町村コード

地名

幸島

473113

串間市

45207

串間市小夫婦浦

群集番号

35

前回調査区

番号との対応

 

調査区概要

本調査区は、日南海中公園第6号に指定されている。湾は急な崖でかこまれているが、湾奧には小さな砂浜もある。湾を北側からはさんでいる銅島は、島全体がサンゴの堆積でできたと思われる島で、海中から山頂まで幾層もの堆積がつづいている。

調査地略図

調査年月日

1991.02.20

時  刻

13:00〜14:30

水  深

2〜6

透 視 度

1.○2.3.4

天  候

晴れ

気  温

7.0

水  温

17.0

海  況

風浪−0 風向力−0

項   目

被   度

項   目

被   度

造礁サンゴ 枝 状

卓 状

(V)

れ  き

塊 状

死サンゴ

(U)

被覆状

死サンゴ堆積

a

(+)

葉 状

植 物 類

その他形状

そ の 他

 

 

非造礁サンゴ

 

ソフトコーラル

底生生物

ヒメシロレシイガイダマシによる食害が顕著。50%以上は被害をうけている。

沿岸陸地の概況

ほとんどは崖地であるが、銅島の付け根には小さな浜もある。銅島には海底から山頂にかけてサンゴの層が折り重なる特殊な地層である。

調 査 者

所属

環境保全課

氏名

山内 正輝

占部 哲也

(裏)

出現造礁・非造礁サンゴ属名・種名

クシハダミドリイシ

テーブルサンゴ

 

 

 

Acropora hyacinthus

Acropora leptocyathus

 

 

 

出現植物名

テングサ

※密生が認められる。

 

 

備考

本調査区においては、ヒメシロレイシガイダマシによるクシハダミドリイシ等の食害が当面の問題である。昭和63年10月における食害率は30%、平成3年2月においては食害率50%である。県単による駆除事業もすでに2ヵ年行っているが、発生・増殖のメカニズムが早期に解明されることを望む。

 

 

 

 

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