(都道府県名)

大分県

サンゴ群集現地調査票

(表)

調査地

地図名

地図番号

市町村名

市町村コード

地名

深島

4931−17

蒲江町

408

白礁周辺

群集番号

14

調査区番号

前回調査区

番号との対応

11

調査区概要

大分と宮崎の県境から沖合い約5kmにある離島の北側海域に調査区は位置し、起伏の多い岩礁域で洗岩が点在している。さらにこの海域の沖合いは水深50m前後ある。外洋のため透明度もよく、県内ではサンゴの生育に適し、生育状況は岸から200〜300mまでテーブル型のミドリイシ科のサンゴを中心に高密度に分布する。

調査地略図

調査年月日

1991.02.04

時  刻

11:00〜12:00

水  深

透 視 度

1.2.○3.4.

天  候

晴れ

気  温

11.0

水  温

15.8

海  況

北西の風 風力1 波高0.5m以下

項   目

被   度

項   目

被   度

造礁サンゴ 枝 状

卓 状

U

れ  き

T

塊 状

T

死サンゴ

被覆状

T

死サンゴ堆積

葉 状

植 物 類

その他形状

そ の 他

 

 

非造礁サンゴ

 

ソフトコーラル

T

底生生物

なし

U

沿岸陸地の概況

面積1.1km2の離島で海底火山の噴出物からなる火山島である。北部と南部が砂州で結ばれた形をしており、南部は平地が少なく人家はない。

調 査 者

所属

大分県水産試験場

氏名

大林 尚

末吉 隆

(裏)

出現造礁・非造礁サンゴ属名・種名

サンプルの採集ができないため厳密に同定していない。

ミドリイシ科

 

 

ヤスリサンゴ科

ヒラフキサンゴ科

 

オオトゲサンゴ科

 

キクメイシ科

 

キサンゴ科

クシハダミドリイシ

オヤユビミドリイシ

イボコモンサンゴ

アミメサンゴ

チジミセンベイサンゴ

リュウモンサンゴ

ヒラサンゴ

ヒロクチダイノウサンゴ

カメノコキクメイシ

フトミゾノウサンゴ

スリバチサンゴ

Acroporo hyacinthus

A. gemmifera

Montipora verrucosa

Psaoocora profundacella

Leptoeris yabei

Pachyseris speciosa

Australomussa rowleyensis

Symphyllia agaricia

Favites abdita

Platygyra sinensis

Turbinaria mesenterina

10

11

出現植物類名

サンゴが卓越しており、ほとんど植物の分布はない。ごくわずかにカニノテマクサなどの海藻が繁茂する程度である。

備考

魚類でクマノミ、メバル、ウツボなどがみられ、その他イソバナ、ウミアザミ類、ウミトサカ類がみられる。

 

 

 

 

 

 

目次へ

総目次へ