(都道府県名)

 

サンゴ群集現地調査票

(表)

調査地

地図名

地図番号

市町村名

市町村コード

地名

室戸岬

   61

4934 70

   71

室戸市

39202

津呂

群集番号

前回調査区

番号との対応

新しく確認

調査区概要

津呂漁港西岸の消防所前の岩礁域に長径500mにわたって、卓状のサンゴ群集が見られる。幅は汀線より50m、水深8mまで生育している。被度60〜70%のところは、中心域の100mの長径であり他は被度は低い。主に卓状のミドリイシサンゴである。

レイシガイダマシによる食害を受けている。

 

(区域 500m×50m=2,500m2

調査地略図

調査年月日

1991.02.26

時  刻

10:15〜11:05

水  深

2〜8

透 視 度

1.○2.3.4

天  候

気  温

水  温

14.5

海  況

少し波がある 波高1.5m

項   目

被   度

項   目

被   度

造礁サンゴ 枝 状

卓 状

T

れ  き

T

塊 状

死サンゴ

被覆状

死サンゴ堆積

葉 状

植 物 類

T

その他形状

そ の 他

 

 

非造礁サンゴ

 

ソフトコーラル

底生生物

調査区内で、ヒメシロレイシガイダマシを13個採取。食害にあったあとがあるが、回復しつつある。

 

オニヒトデ C

W

T

沿岸陸地の概況

砂浜は少なく、汀線は岩礁である。波浪の強い所であるが、サンゴ群集の見られる所は、比較的静かなところである。

調 査 者

所属

高知大学海洋生物

教育研究センター

氏名

大野 正夫

井本 善次

(裏)

出現造礁・非造礁サンゴ属名・種名

ミドリイシサンゴ類

 

シコロサンゴ

ハナガササンゴ

ハマサンゴ

キクメイシ

ダイノウサンゴ

エンタクミドリイシ

 

 

 

 

 

出現植物類名

マクサ、オニクサ、トゲモク、カニノテ、フサカニノテ、トサカノリ、ウミウチワ、アミジグサ。

 

備考

タカノハダイ、カサゴ、ベラ、ソラスズメダイなどの魚がみられた。

 

ヒメシロレイシガイダマシによる被害が多いと聞かされていたが、予想外に貝が少なく、被害にあったところも新しいポリプが出現していた。

 

 

 

 

 

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