5.昆虫(甲虫−ハナカミキリ)類の調査実施状況
(1)調査対象種
日本産の鞘翅目(甲虫類)は、およそ8,000種にのぼるが、その中から環境指標性に着目してハンミョウ科、クワガタムシ科、ハナカミキリ亜科を対象とし、ハナカミキリ類は、その全種160種(亜種を含む)を調査対象とした。
(2)調 査 員
分科会検討員より推薦された専門研究者の中から37名が参加・協力した。
調査員の居住地(都道府県)別人数は、表1-9のとおりである。
表1-9 調査員居住地(都道府県)別人数
北海道 |
0 |
東京 |
18 |
滋賀 |
0 |
香川 |
0 |
|
(3)調査状況
1全国の調査状況ハナカミキリ類に係る調査状況は表1-10のとおりである。
また、当該分類群のいずれかの種について報告のあった2次メッシュを全て表示したものを図1-9に示す。
表1-10 ハナカミキリ類調査状況総括表
調査対象種 |
160 |
*1 |
「ある調査員」から「ある調査対象種」について「あるメッシュ」において「ある調査年月日」に記録された報告を1件としてカウントされた数の総合計 |
*2 |
*1のうち、同一種、同一メッシュ(3次メッシュ)における情報を統合して得られた延べ数 |
*3 |
*1のうち、同一種、同一メッシュ(2次メッシュ)における情報を統合して得られた延べ数(種別分布図に記されたプロット数の総合計 |
*4 |
当該分類群のいずれかの種について報告のあった3次メッシュ数(全国:380,172メッシュ) |
*5 |
〃 2次メッシュ数(全国: 4,730メッシュ) |
2分布図データの年代別状況
全分布図に表示されたデータの調査年代別の内訳は、表1-11のとおりである。但し、全報告データのうち、同一種、同一2次メッシュの報告については、最新のデータをもって代表させている。
表1-11 分布図データの年代別状況
ハナカミキリ類データ収集時期 |
メッシュ数 |
構成比(%) |
|
||
昭和19年以前 |
0 |
0.00 |
|
||
合計 |
7,702 |
100.00 |