3.昆虫(チョウ)類の調査実施状況
(1)調査対象種
日本産鱗翅目のうちチョウ類の全種295種(亜種を含む)を調査対象とした。
(2)調査員
分科会検討員より推薦された専門研究者の中から421名が参加・協力した。
調査員の居住地(都道府県)別人数は、表1−3のとおりである。
表1−3 調査員居住地(都道府県)別人数 |
北海道 青森 岩手 宮城 秋田 山形 福島 茨城 栃木 群馬 埼玉 千葉 |
11 11 7 9 2 15 5 5 7 6 13 12 |
東京 神奈川 新潟 富山 石川 福井 山梨 長野 岐阜 静岡 愛知 三重 |
6 24 5 3 8 1 6 14 16 10 14 9 |
滋賀 京都 大阪 兵庫 奈良 和歌山 鳥取 島根 岡山 広島 山口 徳島 |
3 4 24 13 0 2 5 5 11 5 7 1 |
香川 愛媛 高知 福岡 佐賀 長崎 熊本 大分 宮崎 鹿児島 沖縄
|
8 15 16 31 7 6 9 9 5 10 6 計 421 |
(3)調査状況
1全国の調査状況
チョウ類に係る調査状況は表1−4のとおりである。
また、当該分類群のいずれかの種について報告のあった2次メッシュを全て表示したものを図1−7に示す。
表1−4 昆虫(チョウ)類調査状況総括表 |
調査対象種 報告のあった種数 調査員数 延べ報告件数*1 延べ報告メッシュ数(3次メッシュ)*2 〃 (2次メッシュ)*3 チョウ類報告メッシュ数(3次メッシュ)*4 〃 (2次メッシュ)*5 |
295 259 421 167,439 128,424 66,368 18,616 2,715 |
*1 「ある調査員」から「ある調査対象種」について「あるメッシュ」において「ある調査年月日」に記録された報告を1件としてカウントされた数の総合計
*2 *1のうち、同一種、同一メッシュ(3次メッシュ)における情報を統合して得られた延べ数
*3 *1のうち、同一種、同一メッシュ(2次メッシュ)における情報を統合して得られた延べ数(種別分布図に記されたプロット数の総合計)
*4 当該分類群のいずれかの種について報告のあった3次メッシュ数(全国:380,172メッシュ)
*5 〃 2次メッシュ数(全国:4,730メッシュ)
2分布図データの年代別状況
全分布図に表示されたデータの調査年代別の内訳は、表1−5のとおりである。但し、全報告データのうち、同一種、同一2次メッシュの報告については、最新のデータをもって代表させているため、表1−4の「延べ報告2次メッシュ数」はこの表の合計より少なくなっている。
表1−5 分布図データの年代別状況 |
昆虫(チョウ)類データ収集時期 |
メッシュ数 |
構成比(%) |
昭和19年以前 昭和20年代 昭和30年代 昭和40-44年 昭和45-49年 昭和50-54年 昭和55-59年 昭和60-64年 平成2年以降 調査年代無記入 |
112 294 1,210 942 2,342 6,519 42,815 26,097 27,886 140 |
0.10 0.27 1.12 0.87 2.16 6.02 39.51 24.08 25.74 0.13 |
合計 |
108,357 |
100.00 |
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