3.両生類・爬虫類の調査実施状況
(1)調査対象種
日本産の既知の両生類60種(亜種)および爬虫類87種(亜種)の全種を調査対象とした。
(2)調査員
分科会検討員より推薦された専門研究者の中から76名が参加・協力した。
調査員の居住地(都道府県)別人数は、表1−3のとおりである。
表1−3 調査員居住地(都道府県)別人数 |
北海道 青森 岩手 宮城 秋田 山形 福島 茨城 栃木 群馬 埼玉 千葉 |
0 2 10 0 1 1 0 4 2 3 1 3 |
東京 神奈川 新潟 富山 石川 福井 山梨 長野 岐阜 静岡 愛知 三重 |
9 2 4 0 3 0 1 5 0 2 3 0 |
滋賀 京都 大阪 兵庫 奈良 和歌山 鳥取 島根 岡山 広島 山口 徳島 |
0 3 4 1 0 0 0 1 2 1 1 0 |
香川 愛媛 高知 福岡 佐賀 長崎 熊本 大分 宮崎 鹿児島 沖縄
|
0 0 0 1 0 3 1 0 0 1 1 計 76 |
(3)調査状況
1全国の調査状況
両生類・爬虫類に係る調査状況は表1−4のとおりである。
また、当該分類群のいずれかの種について報告のあった2次メッシュを全て表示したものを図1−7に示す。
表1−4 両生類・爬虫類調査状況総括表 |
調査対象種 報告のあった種数 調査員数 延べ報告件数*1 延べ報告メッシュ数(3次メッシュ)*2 〃 (2次メッシュ)*3 両生類・爬虫類報告メッシュ数(3次メッシュ)*4 〃 (2次メッシュ)*5 |
147 130 76 11,886 10,407 8,109 5,138 1,600 |
*1 「ある調査員」から「ある調査対象種」について「あるメッシュ」において「ある調査年月日」に記録された報告を1件としてカウントされた数の総合計
*2 *1のうち、同一種、同一メッシュ(3次メッシュ)における情報を統合して得られた延べ数
*3 *1のうち、同一種、同一メッシュ(2次メッシュ)における情報を統合して得られた延べ数(種別分布図に記されたプロット数の総合計)
*4 当該分類群のいずれかの種について報告のあった3次メッシュ数(全国:380,172メッシュ)
*5 〃 2次メッシュ数(全国: 4,730メッシュ)
2分布図データの年代別状況
全分布図に表示されたデータの調査年代別の内訳は、表1−5のとおりである。但し、分布図では、全報告データのうち、同一種、同一2次メッシュの報告については、最新のデータをもって代表させているため、表1−4の「延べ報告2次メッシュ数」はこの表の合計より少なくなっている。
表1−5 分布図データの年代別状況
両生類・爬虫類データ収集時期 |
メッシュ数 |
構成比(%) |
昭和19年以前 昭和20年代 昭和30年代 昭和40-44年 昭和45-49年 昭和50-54年 昭和55-59年 昭和60-64年 平成2年以降 調査年代無記入 |
2 10 62 47 205 1,018 1,103 2,502 1,198 47 |
0.03 0.16 1.00 0.76 3.31 16.44 40.39 17.81 19.34 0.76 |
合 計 |
6,194 |
100.00 |