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1991年レッドデータブック掲載種
和名索引


昆虫類概説

昆虫は現在までに世界で95万種が記録され、全動植物160万種の約60%、全動物の75%を占めているが、毎年約2,300〜2,500種の新種が追加されている。1970年代から始まった殺虫剤の煙霧法による熱帯雨林での調査から、地球上の昆虫種数をErwin (1983; 1988)は3,000万種または1,000万から8,000万種と推定したが、これは過大な推定であるとしてMay (1988)は500万種を可能な推定値、1,000万種も推定範囲としている。いずれの推定値を用いるにしても、今後熱帯地域を中心に膨大な種の昆虫が発見され、研究が進めば全動植物の90%以上を占める可能性が示唆されている。
昆虫最古の化石としてデボン紀中期地層(3億8,000万年〜4億年前)から発見されたトビムシ目とイシノミ目の化石は、系統的にかなり離れていることから、昆虫の起源はさらに古いシルル紀で、維管束植物の陸上発生と同時であると推定されている。昆虫にとって最も劇的な進化は翅の獲得で、有翅昆虫は上部石炭紀の地層から突然大量に出現し始め、下部ペルム紀までに現在の主要目は出現し、現生種数の99.4%を占めている。また、完全変態の発達により、昆虫は発育段階ごとに多様な食物と環境を生息場所として選択可能になったことから多様化が進み、完全変態群は現生種数の86%を占めている。さらに、中生代には顕花植物との共進化で現生の科はほとんど出揃い、地球の生態系や景観などにも昆虫は大きくかかわっている。


●日本の昆虫相の特徴と現状

日本列島は、古第三紀まではアジア大陸の一部であったが、新第三紀中新世初頭(2,500万年前)の頃からの日本海の裂開によって東方への移動が始まり、1,200万年前の頃にはほぼ現在の位置で停止した。また琉球列島も、中新世末期から大陸東縁の隆起として分離を始めた。
古第三紀の頃は日本も旧熱帯植物群に覆われ、また列島が成立した第三紀中新世の頃も熱帯・亜熱帯的気候で、北アメリカと共通する動植物が分布していた(古第三紀的要素)。寒冷な第四紀が始まるとこれらは温暖な南に分布域を移し、ユーラシアと北米大陸に分断され、アジアではヒマラヤから中国南部を経て日本までの旧北区最南部に横長の分布帯を形成する(日華区系または西部中国系要素)。この分布要素の昆虫には、多数の日本固有の種や属が含まれ、分布域が狭くて系統的に古いものが多い。第三紀末から第四紀にかけての200万年ほどは、最近1万年の沖積世を除くほとんどの期間、現在よりも2℃から12℃も寒かったと推定されている。寒冷期には海面降下によって日本は大陸と陸続きになり、温暖期には海面上昇で海峡が成立して島嶼化する。寒冷期に大陸からサハリンと朝鮮半島回廊を通って日本へ移動した昆虫は、比較的寒い温暖地域のものと思われる。新第三紀の昆虫は、現在と共通の属や祖先的種で占められるが、第四紀になると現生種が出現してくる。
第四紀の氷期には気温の低下と海面降下、間氷期には気温の上昇と海面上昇があり、それに伴って昆虫の分布域は大規模に南や低地へ、または北や高山へと移動を繰り返し、また海面の変動による海峡の開閉によってこの移動は大きな影響をうけている。地下や朽木など特殊な環境に適応して移動しなかった昆虫の中には、地域的な種や亜種に分化したものがある。特に最近2万年前の最終氷期には、気温が6〜8℃、海面が120〜140mも降下したので、その影響は極めて大きく、後氷期の温暖化に伴って寒い地域へ移動したものには、本州の高山に分断されて遺存するものがあり、亜種などに分化したものがある(高山性昆虫)。
黒潮で流される流木や偏西風、台風などの気流に乗る昆虫は、日本の南西部から北東部へと侵入している。現在でも温暖期に移動して分布を北へ広げながら冬季の寒さで定着できない昆虫も多数知られている。このような昆虫は、温暖になった沖積世になって日本へ侵入したものが多く、分布域は広くて地域分化は軽微である(東洋区系要素)。
沖積世の温暖化に伴って日本の北部には旧北区系要素が広がったが、その多くは大陸と共通種である(旧北区系要素)。さらに少数の昆虫は、千島やアリューシャン列島を経由して北アメリカと関連している(北米要素)。
日本の昆虫相は、地史や古気候などが反映して、東シベリア、朝鮮半島、中国を含む周日本海(東部旧北区)系と日華区系要素が主流を占め、それに南から東洋区系のものが沖積世以降に分布を広げてきており、南西地域ほど後者の割合が高くなっている。
日本の昆虫は、1989年時点で28,937種記録されているがその後の増加で現在は34,000種を超えると推定される。研究が十分に進めば日本産昆虫は10万種、全ヨーロッパに匹敵し、北アメリカの60〜70%に達すると推定されることから、現在の解明率は3分の1程度にすぎない(森本,1991)。
日本の昆虫をヨーロッパと比較すると、森林性の種が圧倒的に多く、草原性の種が少ないが、これには植生史と氷床に覆われたかどうかなどが関係している。
このように多様な日本の昆虫ではあるが、1950年代から20年ほどの高度経済成長期の頃から急激な減少を始めた。それは拡大造林に伴う天然林の減少と人工針葉樹林の増加、稲作害虫に対する集団防除など農薬の大量大面積散布、河川や貯水池などをコンクリートで固める護岸工事、山地での工事に伴う土砂の河川流入、工場や家庭からの排水など各種化学物質の水系への流入や富栄養化、埋立てや護岸工事による自然な海岸と河口の減少、農林業形態の変化に伴う里山や放牧地の減少などが複合して関係しており、またマニアによる過剰な採集も減少した昆虫に追い討ちをかけている。


●選定の基本的な考え方と選定結果

1991年の「日本の絶滅のおそれのある野生生物レッドデータブック」には、国際自然保護連合(IUCN)の1988年のカテゴリー区分を準用して、昆虫類207種・亜種を選定したが、2000年の「レッドリスト」ではIUCNが1994年に採択した新基準に従って393種・亜種をあげた(このうち1種が本書で削除されたので、掲載種・亜種数は392となった)。選択には、10〜30年以前の状態から急激に減少した種と亜種、及び生息環境の悪化で個体群数の減少した種・亜種・地域個体群を重視した。このうちトンボ類とチョウ類(狭義)では定量的基準も考慮したが、全体としては基本的に定性的基準に従って選定した。そのカテゴリー別種数は表のとおりである。
絶滅した2種のチビゴミムシ類は、生息地である石灰岩地帯の採掘に伴って完全に消失した。その他の種については、減少の経緯や要因についても言及したが、これらの明らかでないものも含まれている。
今回選定した392種・亜種のうち、265(67.4%)は日本固有のもので、地域別の種・亜種数は本土168、南西諸島60、小笠原27と島嶼産で比較的高い割合となっている。また、これらのうち日華区系要素とみなされる昆虫が大半を占めている。
日本の既知昆虫に対する選定種の割合は1.3%と低率であるが、トンボやチョウのようによく調査されたもので20%前後と高率となっていることから、他の昆虫でもこの程度が危機の状態になっていると推定される。日本では、各自治体や学会などで環境省に準じたレッドデータブック等の出版が相次いでいるが、今後も正確な情報の蓄積による生息状況の変遷と現状の把握が望まれる。


森本 桂(九州大学名誉教授)


■レッドデータブック掲載種のカテゴリー別種・亜種数と日本産既知種に対する割合

カテゴリー 合計1) 日本産
既知種数2)
既知種数に対
する割合(%)
EX CR+EN VU NT DD LP
カゲロウ目



2
2

4
102
3.9
トンボ目

10
10
18

1
39(37)
187
19.8
カワゲラ目


1
1
1

3
162
1.9
バッタ目



2
2

4
222
1.8
ゴキブリ目




1

1
52
1.9
ハサミムシ目




1

1
21
4.8
ガロアムシ目

1




1
6
16.7
カメムシ目

6
16
38
13
1
74
2848
2.6
アミメカゲロウ目




1

1
138
0.7
コウチュウ目
2
27
20
37
23

109
9131
1.2
ハチ目



10
25
1
36
4152
0.9
シリアゲムシ目




4

4
38
10.5
ハエ目

1
4
1
12

18
5298
0.3
トビケラ目


1
5
1

7
356
2.0
チョウ目(チョウ類)

14
24
40


78(62)
294
21.1
チョウ目(ガ類)

4

7
1

12
4879
0.2
合計
2
63
76
161
87
3
392(374)


全日本産昆虫







28937
1.3
1)種・亜種数。()は複数の亜種がある場合に種単位で数えた数
2)九州大学農学部昆虫学教室・日本野生生物研究センター編(1989)日本産昆虫総目録


■レッドデータブック掲載種

絶滅(EX)コウチュウ目
コゾノメクラチビゴミムシRakantrechus elegansp.30
カドタメクラチビゴミムシIshikawatrechus intermediusp.31
絶滅危惧砧燹CR+EN)トンボ目
ヒヌマイトトンボMortonagrion hiroseip.32
アオナガイトトンボPseudagrion microcephalump.33
オオセスジイトトンボ Cercion plagiosum p.34
カラフトイトトンボ Coenagrion hylas p.35
オオモノサシトンボ Copera tokyoensis p.36
オガサワラアオイトトンボ Indolestes boninensis p.37
オガサワラトンボ Hemicordulia ogasawarensis p.38
ミヤジマトンボ Orthetrum poecilops miyajimaense p.39
ベッコウトンボ Libellula angelina p.40
マダラナニワトンボ Sympetrum maculatum p.41
ガロアムシ目イシイムシGalloisiana notabilis p.42
カメムシ目イシガキニイニイPlatypleura albivannata p.43
シオアメンボ Asclepios shiranui p.44
カワムラナベブタムシ Aphelocheirus kawamurae p.45
ズイムシハナカメムシ Lyctocoris beneficus p.46
コリヤナギグンバイ Physatocheila distinguenda p.47
ブチヒゲツノヘリカメムシ Dicranocephalus medius p.48
コウチュウ目イカリモンハンミョウCicindela anchoralis p.49
オガサワラハンミョウ Cicindela bonina p.50
リシリキンオサムシ Carabus kolbei hanatanii p.51
ケバネメクラチビゴミムシ Chaetotrechiama procerus p.52
ツヅラセメクラチビゴミムシ Rakantrechus lallum p.53
ウスケメクラチビゴミムシ Rakantrechus mirabilis p.54
リュウノメクラチビゴミムシ Awatrechus hygrobius p.55
スリカミメクラチビゴミムシ Trechiama oopterus p.56
ヨコハマナガゴミムシ Pterostichus yokohamae p.57
キイロホソゴミムシ Drypta fulveola p.58
カガミムカシゲンゴロウ Phreatodytes latiusculus p.59
トサムカシゲンゴロウ Phreatodytes sublimbatus p.60
ギフムカシゲンゴロウ Phreatodytes elongatus p.61
オオメクラゲンゴロウ Morimotoa gigantea p.62
トサメクラゲンゴロウ Morimotoa morimotoi p.63
スジゲンゴロウ Hydaticus satoi p.64
ヤシャゲンゴロウ Acilius kishii p.65
マルコガタノゲンゴロウ Cybister lewisianus p.66
フチトリゲンゴロウ Cybister limbatus p.67
コガタノゲンゴロウ Cybister tripuctatus lateralis p.68
シャープゲンゴロウモドキ Dytiscus sharpi p.69
リュウノイワヤツヤムネハネカクシ Quedius kiuchii p.70
ヤンバルテナガコガネ Cheirotonus jambar p.71
ヨコミゾドロムシ Leptelmis gracilis p.72
フサヒゲルリカミキリ Agapanthia japonica p.73
キイロネクイハムシ Macroplea mutica japana p.74
ヤエヤマミツギリゾウムシ Baryrhynchus yaeyamensis p.75
ハエ目イソメマトイHydrotaea glabricula p.76
チョウ目チャマダラセセリ北海道・本州亜種Pyrgus maculatus maculatus p.77
チャマダラセセリ四国亜種 Pyrgus maculatus shikokuensis p.77
オガサワラシジミ Celastrina ogasawaraensis p.78
タイワンツバメシジミ本土亜種 Everes lacturnus kawaii p.79
タイワンツバメシジミ南西諸島亜種 Everes lacturnus rileyi p.79
キタアカシジミ冠高原亜種(ミナミアカシジミ) Japonica onoi mizobei p.80
クロシジミ Niphanda fusca p.81
ゴイシツバメシジミ(タイワンゴイシシジミ) Shijimia moorei p.82
オオルリシジミ本州亜種 Shijimiaeoides divinus barine p.83
オオルリシジミ九州亜種 Shijimiaeoides divinus asonis p.83
シルビアシジミ本土亜種 Zizina otis emelina p.84
オオウラギンヒョウモン Fabriciana nerippe p.85
ウスイロヒョウモンモドキ Melitaea protomedia p.86
ヒョウモンモドキMelitaea scotosia p.87
カバシタムクゲエダシャクSebastosema bubonaria p.88
ミツモンケンモンCymatophoropsis trimaculata p.89
ミヨタトラヨトウOxytrypia orbiculosa p.90
ノシメコヤガSinocharis korbae p.91
絶滅危惧II類(VU)トンボ目
ベニイトトンボCeriagrion nipponicum p.92
オガサワライトトンボBoninagrion ezoin p.93
グンバイトンボPlatycnemis foliacea sasakii p.94
コバネアオイトトンボLestes japonicus p.95
ハナダカトンボRhinocypha ogasawarensis p.96
キイロヤマトンボMacromia daimoji p.97
シマアカネBoninthemis insularis p.98
ナニワトンボSympetrum gracile p.99
オオキトンボSympetrum uniforme p.100
エゾカオジロトンボLeucorrhinia intermedia ijimai p.101
カワゲラ目コカワゲラ(チビカワゲラ)Miniperla japonica p.102
カメムシ目クロイワゼミMuda kuroiwae p.103
チョウセンケナガニイニイSuisha coreana p.104
ダイトウヒメハルゼミEuterpnosia chibensis daitoensis p.105
イトアメンボHydrometra albolineata p.106
オヨギカタビロアメンボXiphovelia japonica p.107
シロウミアメンボHalobates matsumurai p.108
トゲアシアメンボLimnometra femorata p.109
オガサワラミズギワカメムシMicracanthia boninana p.110
タガメLethocerus deyrolli p.111
トゲナベブタムシAphelocheirus nawae p.112
エグリタマミズムシHeterotrephes admorsus p.113
リンゴクロカスミカメ(リンゴクロメクラガメ)Pseudophylus flavipes p.114
ツマグロマキバサシガメStenonabis extremus p.115
ゴミアシナガサシガメMyiophanes tipulina p.116
ヤセオオヒラタカメムシMezira tremulae p.117
アシナガナガカメムシPoeantius lineatus p.118
コウチュウ目ヨドシロヘリハンミョウCicindela inspecularis p.119
カワラハンミョウCicindela laetescripta p.120
ルイスハンミョウCicindela lewisi p.121
ハラビロハンミョウCicindela sumatrensis niponensis p.122
イワテセダカオサムシCychrus morawitzi iwatensis p.123
ウガタオサムシCarabus maiyasanus ohkawai p.124
ドウキョウオサムシCarabus uenoi p.125
マークオサムシCarabus maacki aquatilis p.126
ワタラセハンミョウモドキElaphrus sugai p.127
ナカオメクラチビゴミムシTrechiama nakaoi p.128
コカシメクラチビゴミムシKusumia australis p.129
イワタメクラチビゴミムシDaiconotrechus iwatai p.130
オガサワラクチキゴミムシMorion boninense p.131
クチキゴミムシMorion japonicum p.132
アマミスジアオゴミムシHaplochlaenius insularis p.133
オオイチモンジシマゲンゴロウHydaticus conspersus p.134
マダラシマゲンゴロウHydaticus thermonectoides p.135
ヒメフチトリゲンゴロウCybister rugosus p.136
マルダイコクコガネCopris brachypterus p.137
クメジマボタルLuciola owadai p.138
ハエ目ニホンアミカモドキDeuterophlebia nipponica p.139
マガリスネカHyperoscelis insignis p.140
クロマガリスネカHyperoscelis veternosa p.141
ゴヘイニクバエSarcophila japonica p.142
トビケラ目ビワアシエダトビケラGeorgium japonicum p.143
チョウ目ホシチャバネセセリAeromachus inachus inachus p.144
アカセセリHesperia florinda p.145
アサヒナキマダラセセリOchlodes asahinai p.146
ヒメチャマダラセセリPyrgus malvae coreanus p.147
ギフチョウLuehdorfia japonica p.148
ミヤマシロチョウAporia hippia japonica p.149
ツマグロキチョウEurema laeta betheseba p.150
ヒメシロチョウLeptidea amurensis p.151
チョウセンアカシジミCoreana raphaelis p.152
キタアカシジミ北日本亜種(カシワアカシジミ)Japonica onoi onoi p.153
ミヤマシジミLycaeides argyrognomon praeterinsularis p.154
アサマシジミ北海道亜種(イシダシジミ、イブリシジミ)Lycaeides subsolanus iburiensis p.155
アサマシジミ中部中山帯亜種Lycaeides subsolanus yaginus p.155
アサマシジミ中部高山帯亜種(ヤリガタケシジミ、シロウマシジミ、ミョウコウシジミ)Lycaeides subsolanus yarigadakeanus p.155
ゴマシジミMaculinea teleius p.156
ルーミスシジミPanchala ganesa loomisi p.157
オオイチモンジLimenitis populi jezoensis p.158
コヒョウモンモドキMellicta ambigua niphona p.159
ヒメヒカゲ本州中部亜種Coenonympha oedippus annulifer p.160
ヒメヒカゲ本州西部亜種Coenonympha oedippus arothius p.160
クロヒカゲモドキLethe marginalis p.161
タカネヒカゲ北アルプス亜種Oeneis norna asamana p.162
タカネヒカゲ八ケ岳亜種Oeneis norna sugitanii p.162
ウラナミジャノメ本土亜種Ypthima multistriata niphonica p.163
準絶滅危惧(NT)カゲロウ目
ヒトリガカゲロウOligoneuriella rhenana p.164
リュウキュウトビイロカゲロウChiusanophlebia asahinai p.164
トンボ目ヒメイトトンボAgriocnemis pygmaea p.164
マンシュウイトトンボIschnura elegans elegans p.164
カラカネイトトンボNehalennia speciosa p.165
ゴトウアカメイトトンボ(アカメイトトンボ)Erythromma humerale p.165
アマミサナエAsiagomphus amamiensis amamiensis p.165
オキナワサナエAsiagomphus amamiensis okinawanus p.165
ヤエヤマサナエAsiagomphus yayeyamensis p.166
ヒロシマサナエDavidius moiwanus sawanoi p.166
オキナワミナミヤンマChlorogomphus okinawensis p.166
アサトカラスヤンマChlorogomphus brunneus keramensis p.166
オキナワサラサヤンマSarasaeschna kunigamiensis p.167
イシガキヤンマPlanaeschna ishigakiana ishigakiana p.167
アマミヤンマPlanaeschna ishigakiana nagaminei p.167
イイジマルリボシヤンマAeshna subarctica p.167
ヒナヤマトンボMacromia urania p.168
オキナワコヤマトンボMacromia kubokaiya p.168
ベニヒメトンボDiplacodes bipunctatus p.168
ハネナガチョウトンボRhyothemis severini p.168
カワゲラ目フライソンアミメカワゲラPerlodes frisonanus p.169
バッタ目ツシマフトギスParatlanticus tsushimensis p.169
オキナワキリギリスGampsocleis ryukyuensis p.169
カメムシ目ハウチワウンカTrypetimorpha japonica p.169
イシガキヒグラシTanna japonensis ishigakiana p.170
オガサワラハナダカアワフキHiraphora longiceps p.170
オガサワラアオズキンヨコバイBatracomorphus ogasawarensis p.170
フクロクヨコバイGlossocratus fukuroki p.170
カワムラヨコバイMimotettix kawamurae p.171
スナヨコバイPsammotettix maritimus p.171
ケブカオヨギカタビロアメンボXiphovelia boninensis p.171
エサキナガレカタビロアメンボPseudovelia esakii p.171
ツヤセスジアメンボLimnogonus nitidus p.172
オガサワラアメンボNeogerris boninensis p.172
ババアメンボGerris babai p.172
エサキアメンボLimnoporus esakii p.172
ヒラタミズギワカメムシSalda littoralis p.173
オモゴミズギワカメムシMacrosaldula shikokuana p.173
ヒメミズギワカメムシMicracanthia hasegawai p.173
コオイムシAppasus japonicus p.173
エサキタイコウチLaccotrephes maculatus p.174
マダラアシミズカマキリRanatra longipes p.174
ホッケミズムシHesperocorixa distanti hokkensis p.174
オオミズムシHesperocorixa kolthoffi p.174
ナガミズムシHesperocorixa mandshurica p.175
コバンムシIlyocoris cimicoides exclamationis p.175
オキナワマツモムシNotonecta montandoni p.175
オガサワラチャイロカスミカメ(オガサワラチャイロメクラガメ)Lygocoris boninensis p.175
ミヤモトベニカスミカメ(ミヤモトベニメクラガメ)Miyamotoa rubicunda p.176
クヌギヒイロカスミカメ(クヌギヒイロメクラガメ)Pseudoloxops miyamotoi p.176
オオムラハナカメムシKitocoris omura p.176
オオサシガメTriatoma rubrofasciata p.176
オオカモドキサシガメEmpicoris brachystigma p.177
フサヒゲサシガメPtilocerus immitis p.177
カバヒラタカメムシAradus betulae p.177
ケシヒラタカメムシGlochocoris infantulus p.177
ハマベナガカメムシPeritrechus femoralis p.178
ミナミナガカメムシClerada apicicornis p.178
ハマベツチカメムシByrsinus varians p.178
シロヘリツチカメムシCanthophorus niveimarginatus p.178
ミカントゲカメムシRhynchocoris humeralis p.179
コウチュウ目クロオビヒゲブトオサムシCeratoderus venustus p.179
ヤエヤマクビナガハンミョウCollyris loochooensis p.179
オオミネクロナガオサムシCarabus arboreus ohminensis p.179
オオヒョウタンゴミムシScarites sulcatus p.180
ウミホソチビゴミムシPerileptus morimotoi p.180
キイロコガシラミズムシHaliplus eximius p.180
マダラコガシラミズムシHaliplus sharpi p.180
キボシチビコツブゲンゴロウNeohydrocoptus bivittis p.181
フタキボシケシゲンゴロウAllopachria bimaculata p.181
キボシツブゲンゴロウJapanolaccophilus nipponensis p.181
トダセスジゲンゴロウCopelatus nakamurai p.181
ゲンゴロウCybister japonicus p.182
エゾゲンゴロウモドキ(キタゲンゴロウモドキ)Dytiscus marginatus czerskii p.182
チュウブホソガムシHydrochus chubu p.182
セスジガムシHelophorus auriculatus p.182
エゾコガムシHydrochara libera p.183
オオクワガタDorcus curvidens binodulus p.183
ミクラミヤマクワガタLucanus gamunus p.183
キンオニクワガタPrismognathus dauricus p.183
ダイコクコガネCopris ochus p.184
アラメエンマコガネOnthophagus ocellatopunctatus p.184
オオチャイロハナムグリOsmoderma opicum p.184
ケスジドロムシPseudamophilus japonicus p.184
アカツヤドロムシZaitzevia rufa p.185
ノブオオオアオコメツキCampsosternus nobuoi p.185
ミヤコマドボタルPyrocoelia miyako p.185
コクロオバボタルLucidina okadai p.185
ケブカマルクビカミキリAtimia okayamensis p.186
アカムネハナカミキリMacropidonia ruficollis p.186
ムラサキアオカミキリSchwarzerium viridicyaneum p.186
ミドリヒメスギカミキリPalaeocallidium kuratai p.186
ケマダラカミキリAgapanthia daurica p.187
カタモンビロウドカミキリAcalolepta sublusca boehmeriavora p.187
アサカミキリThyestilla gebleri p.187
ヒメスジシロカミキリGlenea hamabovola p.187
アカガネネクイハムシDonacia hirtihumeralis p.188
アキミズクサハムシPlateumaris akiensis p.188
ハチ目オガサワラセイボウChrysis boninensis p.188
ノヒラセイボウChrysis nohirai p.188
オガサワラアナバチIsodontia boninensis p.189
ハハジマピソンPison hahadzimaense p.189
チチジマピソンPison tosawai p.189
オガサワラメンハナバチHylaeus boninensis p.189
キムネメンハナバチHylaeus incomitatus p.190
ヤスマツメンハナバチHylaeus yasumatsui p.190
オガサワラキホリハナバチLithurgus ogasawarensis p.190
オガサワラクマバチXylocopa ogasawarensis p.190
オオハマハマダラカAnopheles saperoi p.191
トビケラ目オオナガレトビケラHimalopsyche japonica p.191
オキナワホシシマトビケラ(オキナワオオシマトビケラ)Macrostemum okinawanum p.191
クチキトビケラ(クロアシエダトビケラ)Ganonema nigripenne p.191
ギンボシツツトビケラSetodes turbatus p.192
ツノカクツツトビケラLepidostoma cornigerum p.192
チョウ目ベニモンマダラ道南亜種Zygaena niphona hakodatensis p.192
ベニモンマダラ本土亜種Zygaena niphona niphona p.192
タカネキマダラセセリ北アルプス亜種Carterocephalus palaemon satakei p.192
タカネキマダラセセリ南アルプス亜種Carterocephalus palaemon akaishianus p.192
ギンイチモンジセセリLeptalina unicolor p.193
オガサワラセセリParnara ogasawarensis p.193
スジグロチャバネセセリThymelicus leoninus leoninus p.193
ヒメギフチョウ北海道亜種Luehdorfia puziloi yessoensis p.193
ヒメギフチョウ本州亜種Luehdorfia puziloi inexpecta p.193
ウスバキチョウParnassius eversmanni daisetsuzanus p.194
クモマツマキチョウ北アルプス・戸隠亜種Anthocharis cardamines isshikii p.194
クモマツマキチョウ八ヶ岳・南アルプス亜種Anthocharis cardamines hayashii p.194
ミヤマモンキチョウ浅間山系亜種Colias palaeno aias p.194
ミヤマモンキチョウ北アルプス亜種Colias palaeno sugitanii p.194
ヤマキチョウGonepteryx maxima p.194
イワカワシジミArtipe oryx okinawana p.195
ベニモンカラスシジミ中部亜種Fixsenia iyonis surugaensis p.195
ベニモンカラスシジミ中国亜種Fixsenia iyonis kibiensis p.195
ベニモンカラスシジミ四国亜種Fixsenia iyonis iyonis p.195
オオゴマシジミMaculinea arionides takamukui p.195
リュウキュウウラボシシジミPithecops corvus ryukyuensis p.195
ツシマウラボシシジミPithecops fulgens tsushimanus p.196
ヒメシジミ本州・九州亜種Plebejus argus micrargus p.196
キマダラルリツバメSpindasis takanonis p.196
クロツバメシジミTongeia fischeri p.196
カラフトルリシジミVacciniina optilete daisetsuzana p.197
ハマヤマトシジミZizeeria karsandra p.197
ヒョウモンチョウ東北以北亜種Brenthis daphne iwatensis p.197
ヒョウモンチョウ本州中部亜種Brenthis daphne rabdia p.197
アサヒヒョウモンClossiana freija asahidakeana p.197
アカボシゴマダラHestina assimilis shirakii p.198
コノハチョウKallima inachus eucerca p.198
フタオチョウPolyura eudamippus weismanni p.198
オオムラサキSasakia charonda p.198
クモマベニヒカゲ北海道亜種Erebia ligea rishirizana p.199
クモマベニヒカゲ本州亜種Erebia ligea takanonis p.199
ベニヒカゲ本州亜種Erebia niphonica niphonica p.199
キマダラモドキKirinia epaminondas p.199
ダイセツタカネヒカゲOeneis melissa daisetsuzana p.199
マサキウラナミジャノメYpthima masakii p.200
リュウキュウウラナミジャノメYpthima riukiuana p.200
ヤエヤマウラナミジャノメYpthima yayeyamana p.200
クロフカバシャクArchiearis notha okanoi p.200
ヨナグニサンAttacus atlas p.201
ハグルマヤママユLoepa katinka sakaei p.201
フジシロミャクヨトウHeliophobus texturatus p.201
アズミキシタバCatocala koreana p.201
情報不足(DD)カゲロウ目
アカツキシロカゲロウEphoron eophilum p.202
ビワコシロカゲロウEphoron limnobium p.202
カワゲラ目カワイオナシカワゲラProtonemura spinosa p.202
バッタ目オオオカメコオロギLoxoblemmus magnatus p.202
ヒメヒゲナガヒナバッタChorthippus nakazimai p.203
ゴキブリ目エサキクチキゴキブリSalganea esakii p.203
ハサミムシ目ムカシハサミムシChallia fletcheri p.203
カメムシ目ザオウウンカKelisia asahinai p.203
ゴマフブチミャクヨコバイ(ゴマフクサビヨコバイ改称)Drabescus ineffectus p.204
テングオオヨコバイTengirhinus tengu p.204
ナカハラヨコバイNakaharanus nakaharae p.204
ヒロオビフトヨコバイAthysanus latifasciatus p.204
オオメノミカメムシHypselosoma matsumurae p.205
アマミオオメノミカメムシHypselosoma hirashimai p.205
タイワンタガメLethocerus indicus p.205
クロスジコアオカスミカメ(クロスジコアオメクラガメ)Apolygus nigrovirens p.205
サガミグンバイStephanitis tabidula p.206
タカラサシガメElongicoris takarai p.206
ヒラタツチカメムシGarsauria laosana p.206
ツシマキボシカメムシDalpada cinctipes p.206
アミメカゲロウ目ツシマカマキリモドキCercomantispa shirozui p.207
コウチュウ目オオキバナガミズギワゴミムシArmatocillenus sumaoi p.207
ムカシゲンゴロウPhreatodytes relictus p.207
メクラゲンゴロウMorimotoa phreatica p.207
セスジマルドロムシGeorissus granulosus p.208
オオズウミハネカクシLiparocephalus tokunagai p.208
ヤクシマオニクワガタPrismognathus angularis tokui p.208
ヒメダイコクコガネCopris tripartitus p.208
ヤマトエンマコガネOnthophagus japonicus p.209
サキシマチビコガネMimela ignicauda sakishimana p.209
オビヒメコメツキモドキAnadastus pulchelloides p.209
アカネキスジトラカミキリCyrtoclytus monticallisus p.209
ヒメビロウドカミキリAcalolepta degener p.210
ノブオフトカミキリPeblephaeus nobuoi p.210
アオキクスイカミキリPhytoecia coeruleomicans p.210
クロガネネクイハムシDonacia flemora p.210
カツラネクイハムシDonacia katsurai p.211
オオルリハムシ(シロネハムシ)Chrysolina virgata p.211
ゴマダラオオヒゲナガゾウムシPeribathys okinawanus p.211
キマダラオオヒゲナガゾウムシPeribathys shinonagai p.211
チャバネホソミツギリゾウムシCyphagogus iwatensis p.212
ヨツモンミツギリゾウムシBaryrhynchus tokarensis p.212
スジヒメカタゾウムシOgasawarazo lineatus p.212
ダイトウスジヒメカタゾウムシOgasawarazo daitoensis p.212
ハチ目オオナギナタハバチ(トガシオオナギナタハバチ)Megaxyela togashii p.213
コウノハバチSelandria konoi p.213
ハクサンハバチNeocolochelyna hakusana p.213
イトウハバチNeocolochelyna itoi p.213
スダセイボウTrichrysis sudai p.214
ムサシトゲセイボウElampus musashinus p.214
ナガセクロツチバチLiacos melanogaster p.214
ケシノコギリハリアリAmblyopone fulvida p.214
ホソハナナガアリProbolomyrmex longinodus p.215
ハナナガアリProbolomyrmex okinawensis p.215
ヤクシマハリアリPonera yakushimensis p.215
ヒメアギトアリAnochetus shohki p.215
オガサワラムカシアリLeptanilla oceanica p.216
ツヤミカドオオアリCamponotus amamianus p.216
ミヤマアメイロケアリLasius hikosanus p.216
アマミカバフドロバチPararrhynchium tsunekii p.216
フクイアナバチSphex inusitatus fukuianus p.217
カワラアワフキバチDienoplus tumidus japonensis p.217
ババアワフキバチGorytes ishigakiensis p.217
キアシハナダカバチモドキStizus pulcherrimus p.217
ムコジマスナハキバチBembecinus anthracinus mukodzimaensis p.218
ニッポンハナダカバチBembix niponica p.218
タイワンハナダカバチBembix formosana p.218
エラブツチスガリ(ハナダカツチスガリ)Cerceris tomiyamai p.218
トクノシマツチスガリCerceris amamiensis tokunosimana p.219
シリアゲムシ目エゾユキシリアゲBoreus jezoensis p.219
イシガキシリアゲNeopanorpa subreticulata p.219
ツシマシリアゲPanorpa tsushimaensis p.219
アマミシリアゲPanorpa amamiensis p.220
ハエ目キョクトウハネカNymphomyia rohdendorfi p.220
エサキニセヒメガガンボProtoplasa (Protanyderus) esakii p.220
アルプスニセヒメガガンボProtoplasa (Protanyderus) alexanderi p.220
モイワエゾカPachyneura fasciata p.221
ヤマトクチキカAxymyia japonica p.221
ハマダラハルカHaruka elegans p.221
ネグロクサアブCoenomyia basalis p.221
シマクサアブOdontosabula gloriosa p.222
キンシマクサアブOdontosabula decora p.222
ヒメシマクサアブOdontosabula fulvipilosa p.222
イトウフトアブGlutops itoi p.222
カエルキンバエLucilia (Bufolucilia) chini p.223
トビケラ目ウジヒメセトトビケラ(ウジセトトビケラ)Setodes ujiensis p.223
チョウ目コンゴウミドリヨトウStaurophora celsia p.223
絶滅のおそれのある地域個体群(LP)トンボ目
房総半島のシロバネカワトンボ(f. edai)を含むヒガシカワトンボMnais pruinosa costalis p.224
カメムシ目宮古島のツマグロゼミNipponosemia terminalis p.225
ハチ目薩摩半島のアギトアリOdontomachus monticola p.226


●追加種

昆虫専門家の意見にもとづき昆虫類分科会での確認を経て、平成12(2000)年4月公表のレッドリストに、以下の種を追加した。

絶滅危惧砧燹CR+EN)
ホソハンミョウCicindela gracilis
タカモリメクラチビゴミムシStygiotrechus kadanus
キタヤマメクラチビゴミムシStygiotrechus kitayamai
マスゾウメクラチビゴミムシSuzuka masuzoi
アブクマナガチビゴミムシTrechiama abcuma
カダメクラチビゴミムシTrechiama morii
オガサワラアオゴミムシChlaenius ikedai
アオヘリアオゴミムシChlaenius praefectus
チビアオゴミムシEochlaenius suvorovi
ヨナグニマルバネクワガタNeolucanus insulicola donan
オガサワラムツボシタマムシ母島亜種Chrysobothris boninensis suzukii
シラフオガサワラナガタマムシAgrilus suzukii
キンモンオビハナノミGlipa (Macroglipa) asahinai
オガサワラオビハナノミGlipa (Macroglipa) ogasawarensis
クロサワオビハナノミGlipa (Stenoglipa) kurosawai
ニセキボシハナノミ小笠原亜種Hoshihananomia katoi boninensis
クスイキボシハナノミHoshihananomia kusuii
キムネキボシハナノミHoshihananomia ochrothorax
オガサワラモンハナノミTomoxia relicta
オガサワラムネスジウスバカミキリNortia kusuii
オガサワラトビイロカミキリAllotraeus (Nysina) boninensis
フタモンアメイロカミキリ父島亜種Pseudiphra bicolor bicolor
フタモンアメイロカミキリ母島亜種Pseudiphra bicolor nigripennis
ミイロトラカミキリXylotrechus takakuwai
オガサワライカリモントラカミキリXylotrechus ogasawarensis
ヒゲシロアラゲカミキリBonipogonius fujitai
絶滅危惧II類(VU)
モニワメクラチビゴミムシTrechiama paucisaeta
アオナミメクラチビゴミムシYamautidius anaulax
ヤエヤママルバネクワガタNeolucanus insulicola insulicola
ウケジママルバネクワガタNeolucanus protogenetivus hamai
オキナワマルバネクワガタNeolucanus protogenetivus okinawanus
アマミマルバネクワガタNeolucanus protogenetivus protogenetivus

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