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3. 調査結果

(5)共存する傾向の高いひっつきむし

 ひっつきむしのなかで、どの種とどの種が同じ場所で見られたかという組み合わせから、環境に対する好みの近さを分析してみました。

 同じ調査票に貼られていた植物を共存する植物とみなしました(したがって厳密な意味で「同一地点」とは言えません)。

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●単独で採集されることの多かった種
イガオナモミ、タウコギ、センダングサ

●他のひっつきむしと一緒に採集されることの多かった種
オオオナモミ、アメリカセンダングサ、コセンダングサ、ヒナタイノコズチ、ヒカゲイノコズチ、キンミズヒキ、ミズヒキ

●共存率がもっとも高かった種
ヒナタイノコズチとコセンダングサ(共存率30.7%)

 

2つの種A,Bの両方が貼られていた調査票数

※共存率(%)=────────────────────── × 100

AまたはBのどちらかが貼られていた調査票数

 


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