調査結果 1

4 リュウキュウツバメ

Hirundo tahitica

(写真/沖縄県・嘉陽弘枝さん)

軒下にとまる成鳥。ツバメそっくりですが、尾は短めで、腹が汚れた色をしているのが特徴です。

【分布と生態】南太平洋の島々からオーストラリアに広く分布し、日本では沖縄県に留鳥として生息しています。建物や橋、洞窟などに営巣し、巣の形はツバメによく似ています。

【今回の調査結果】沖縄本島のみで記録されました。報告がわずか4件と少なく、分布状況は十分把握できたとは言えません。どの島で繁殖しているのかなど、今後きめの細かい分布調査を行う必要があります。

 

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