地 図
番 号

調査区
番 号

市 町 村 名

地    名

      

調査年度

1989

18

62

平良市

上地之浜

都道府県名

沖縄県


 

 

 

 

1.地形・地質
 与那覇湾奥部の上地(池原)地先から川満地先にかけて干出する河口干潟。標本区の面積は51ha、沖出し幅は約300m。底質は干潟上部では泥、下部では砂である。海水は濁っているが、浸かれぬほどではない。干潟の海岸線はほぼ人工海岸化されている。池原地先に干拓予定地あり。
2.植生 干潟内に植生はない。











1.底生生物
 干潟全体を通じて二枚貝が多い。干潟上部ではツキガイ、ネコザラ、カガミガイ類が、中・下部ではクチベニツキガイ、ザルガイ、ミノガイ、タイラギ、ツメタガイ類が多数みられた。海岸線付近ではオキナワアナジャコの巣穴がよく目についた。ヒアリングによれば、ガザミ類、アナジャコ、ウシエビも生息しているとのことである。
2.藻場
 低潮線以深に広大なアマモ場があり、クビレヅタの養殖場にもなっている。







調査当日に干潟上部の海岸付近でクロサギが10羽観察された。







上地(池原)地先に干拓予定地がある。すでに干拓事業は始まっており、予定地を取り囲む防波堤が築かれている。海水は濁っており、陸上から投棄されたゴミが目立った。





 
 
 
5



1


 

 

 


調

 所属 琉球大学理学部

 氏名 山田 正士 岡地 賢

調査

方法

○1 現地調査 1989年10月1日
 2 資料調査
○3 ヒアリング



 


 

 

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