調査方法

T.対象種

 本調査で対象とする種は,海鳥類(ミズナギドリ目 Procellariiformes,アビ目Gaviiformes,コアジサシ Steruna albifrons を除いたチドリ目 Charadriiformes)を除いた陸上に生息する鳥類で,集団繁殖地および集団ねぐらを形成する鳥類22種である。
具体的には,
ぺリカン目 Pelecaniformes ウ科 Phalacrocoracidae に属するカワウ Pharacrocorax carbo

コウノトリ目 Ciconiiformes サギ科 Ardeidae に属するゴイサギ Nycticorax nycticorax,ササゴイ Butorides striatus,アマサギ Bubulcus ibis,コサギ Egretta garzetta,チュウサギ E. intermedia,ダイサギ E. alba,アオサギ Ardea cinerea

チドリ目 Charadriiformes カモメ科 Laridae に属するコアジサシ,

タカ目 Falconiformes ハヤブサ科 Falconidae に属するチョウゲンボウ Falcotinnunculus

アマツバメ目 Apodiformes アマツバメ科 Apodidae に属するヒメアマツバメ Apus affinis

スズメ目 Passeriformes ツバメ科 Hirundinidae に属するショウドウツバメ Riparia riparia,コシアカツバメ Hirundo daurica,ツバメ Hirundo rustica,イワツバメ Delichon urbica

セキレイ科 Motacillidae に属するハクセイキレイ Motacilla alba とセグロセキレイ M. grandis

ハタオリドリ科 Ploceidae に属するスズメ Passer montanus

ムクドリ科 Sturnidae に属するムクドリ Sturnus cineraceus

カラス科 Corvidae に属するミヤマガラス Corvus frugilegus,ハシボソガラス C. corone,ハシブトガラス C. macrorhynchos である。

以下ことわりのない場合には,サギ類とした場合,ゴイサギ,ササゴイ,アマサギ,コサギ,チュウサギ,ダイサギ,アオサギをさし,セキレイ類とした場合にはハクセキレイとセグロセキレイを,ツバメ類とした場合には,ショウドウツバメ,コシアカツバメ,ツバメ,イワツバメを,カラス類とした場合にはミヤマガラス,ハシボソガラス,ハシブトガラスのことを示す。

 これらの種の中で,カワウ,サギ類,コアジサシ,チョウゲンボウ,ヒメアマツバメ,ショウドウツバメ,コシアカツバメ,イワツバメは集団繁殖地を,カワウ,サギ類,ヒメアマツバメ,ツバメ類,セキレイ類,スズメ,カラス類は集団ねぐらを形成することがよく知られている種である.集団ねぐらを形成するものでは,ねぐらの場所が夏と冬では異なることがある。そこでサギ類とムクドリおよびカラス類については,8月から10月までを夏ねぐら,12月から2月までを冬ねぐらとして分けて調査を行った。なお,チョウゲンボウについては,結果的に単独で繁殖しているものがほとんどであったが,保護上の重要性が高いため調査結果に含めた。

 

U.情報収集の方法

 本調査では,アンケート調査,文献調査,および現地調査の3種類の調査を行なった(表1)。

1.アンケート調査

日本全国の日本野鳥の会会員と,都道府県が「鳥獣保護及狩猟ニ関スル法律」に基づいて委嘱した鳥獣保護員を対象に,それらの人たちの知っている集団繁殖地と集団ねぐらの情報を収集した。アンケートで質問した項目は,集団繁殖地や集団ねぐらを形成している種,その個体数,その場所の環境特性である。対象種は,上記対象種すべてである(3.資料のアンケート用紙参照)。

アンケート用紙の配付は,平成2年(1990年)10月に日本野鳥の会機関誌「野鳥」と各都道府県の鳥獣保護関係機関を通じて行ない,郵送で回収した。回収期間は,平成3年(1991年)2月までとし,864名から回答があった。また,セキレイ類,カラス,スズメ,ムクドリ以外の種については,このアンケート回答者に縮尺率5万分の1の地形図を平成3年(1991年)7月に送付し,集団繁殖地や集団ねぐらが,地図上のどこにあるのかという情報を平成3年(1991年)12月までに回収した。また,このアンケート調査とは別に,平成3年(1991年)3月から8月にかけて,各地の自然情報に詳しい研究者等を選び出し,上記アンケート用紙と同じ調査項目の質問用紙を送付し,情報を補完した。

 

2.文献調査

集団繁殖地と集団ねぐらに関する報告を,日本野鳥の会に集積された文献を中心に,地方発行の報告書までできるかぎりすべて検索して収集,整理し,昭和61年(1986年)から平成3年(1991年)までの間に確認されたものを抽出しアンケート調査および現地調査で確認できなかったものがないかを見た。対象種は,上記の種すべてである。今回の調査で文献から確認した情報は,原則的に位置情報のみである。

 

3.現地調査

環境変化がとくに著しいと予想された関東,東海,関西地方と,比較的環境の安定していると予想された北海道を対象に,集団繁殖地や集団ねぐらを実際におとずれ,利用する鳥類の個体数や環境特性等について詳細な情報を収集する現地調査を実施した。

対象種は,集団繁殖地を形成する種としてサギ類,コアジサシ,チョウゲンボウ,ヒメアマツバメ,ツバメ類を,集団ねぐらを形成する種としてサギ類とヒメアマツバメ,ツバメ類を選定した。これらは,近年急速に個体数が減少している種,分布が急激に変化している可能性が高い種であると指摘されながらも,詳しい情報がほとんど得られていない種である(山口県 1980,浜口・端山 1984,仲間 1984,日本野鳥の会遠江支部調査研究委員会 1986,上田 1987,金井・磯部 1990,川内 1990,須川 1990,池田ほか 1991,金井ほか 1991,東 1993,成末 1992,成末・内田 1993,武下 1993)。

調査期間は,集団繁殖地を形成する種に関する調査が平成4年(1992年)4月から8月にかけて,集団ねぐらを形成する種に関する調査が平成3年(1991年)6月から平成4年(1992年)3月にかけてである。調査した項目は大きく分けて,利用している鳥の個体数と集団繁殖地や集団ねぐらが形成されている場所の環境特性の2項目である。環境特性については,集団繁殖地等が成立している場所そのものの植生等の特性と,集団繁殖地の周辺にどのような環境要素が存在しているのかを地形図等からの情報も含めて記録した。

利用している鳥の個体数は,集団繁殖地にいる個体数を直接数える方法と,巣を数える方法の,2種類の方法を用いた。サギ類,コアジサシ,チョウゲンボウ,ヒメアマツバメの集団繁殖地と集団ねぐら,およびツバメ類の集団ねぐらについては,巣など数えやすい対象物がなく,直接個体を数える方法を用いた(表2)。ツバメ類の集団繁殖地では,巣と個体について,数えやすい方を選んで記録した。ツバメ類の中でイワツバメやコシアカツバメは,個体が巣の中に入ってしまうため鳥を数えると過小評価されやすいが,巣は確認しやすいことから個体数ではなく巣を数えた。

集団繁殖地周辺の採食環境等を明らかにするため,その種が採食場所として利用している範囲と考えられる集団繁殖地等を中心とした1〜5kmの範囲内に,河川や水田等,さまざまな環境要素がどれくらいあるのか,地形図の情報と現地の観察結果をもとに面積割合を記録した。集団繁殖地等が成立している場所そのものの特性を明らかにするため,その場所の植生や土壌,建築物の形状を記録した。これらの調査については,分類群によって調査項目が違うため,分類群別の報告の中でそれぞれの調査内容を記述してある。

現地調査を実施した地域は,北海道,茨城県,千葉県,埼玉県,東京都,神奈川県,静岡県,奈良県,京都府,大阪府,兵庫県である。これらの都道府県では,基本的に全域を調査対象にしたが,調査員等が充分に確保できなかったため,調査できなかった部分もある。茨城県南部,埼玉県,東京都,神奈川県,静岡県,および兵庫県については,比較的全域にわたって充分な現地調査が行なわれた。対象種の中には,全国的に分布していない種もある。したがって,調査した種も地域によって違っている。地域別にみた調査対象分類群を表3に示す。

V.調査体制

 上述のとおり,アンケート調査では,全国の日本野鳥の会会員および鳥獣保護員を対象に,アンケート用紙を配付した。現地調査では,東海および近畿地方では,各地域の野生生物の情報に詳しい日本野鳥の会支部と地元自然保護団体に調査を依頼し,関東および北海道では,同会研究員や地元施設に勤務する職員が,地元支部の全面的な協力を得て,調査を実施した。現地調査への参加者は,のべ170人であった。現地調査に参加協力した団体や施設は以下の9団体,2施設,すなわち日本野鳥の会 茨城支部,沼津支部,静岡支部,遠江支部,京都支部,奈良県支部,大阪支部,兵庫県支部,西播愛鳥会,日本野鳥の会ウトナイ湖サンクチュアリ,鶴居伊藤タンチョウサンクチュアリである。

 

W.とりまとめの方法

1.分布図の作成

上記のアンケート調査,文献調査および現地調査によって明らかにされた集団繁殖地と集団ねぐらの位置は,標準地域メッシュシステム(昭和48年7月12日行政管理庁告示第143号「統計に用いる標準地域メッシュおよび標準地域メッシュコード」)第l次地域区画(約80km四方,以下1次メッシュとする)が示されている日本全国地図に,5万分の1地形図の範囲メッシュを単位として記入した。この地図によって,全国レベルでの各対象種の分布状況が把握できる。作成された分布図は,それぞれの分類群の研究者などに,今までの情報からいちじるしく逸脱した場所等の情報がないかどうか確認し,そのような情報については,さらに文献調査やその地域の研究者等に問い合わせた結果とあわせて吟味し,誤りであると判断された場合には,その位置情報を削除した。

調査結果の中には,記録個体数や巣の数が1だけというものや巣が調査時点では利用されていないものがあった。この場合も,利用数が記録数より多い可能性があること,古巣の場合もごく最近まで利用されていたことから,記録として採用した。

 

2.コンピュータへの入力と整理,誤った情報の修正

アンケート調査および現地調査によって収集された情報は,全てパーソナルコンピュータで処理できるソフトウェア上に書式を作成し,入力した。位置については,アンケート調査による情報のうち,詳細な位置を特定できないものを除き,標準地域メッシュシステムによる第3次地域区画(約1km四方,以下3次メッシュとする)のコード番号を入力した。利用したソフトウエアは,収集された情報の種類および処理の性格にあわせ,アンケート調査の結果にはリレーショナル型ソフトウェア(ボーランド社dBASEV),現地調査の情報にはスプレッドシート型ソフトウェア(ロータスコーポレーションLotus123)を用いた。入力は,情報を入手次第できるだけすみやかに行なった。また,入力上の誤りを確認し修正するため,最低1回以上,入力者以外の作業員が,調査原票と入力内容との確認を行なった。

このようにして入力された情報を用い,集団繁殖地等の規模や環境特性等の解析を行なった。それぞれの本文の執筆担当者は以下のとおりである。

 

T.カワウ      : 成末雅恵

U.サギ類      : 成末雅恵

V.コアジサシ    : 成末雅恵

W.チョウゲンボウ  : 植田睦之

X.ヒメアマツバメ  : 藤田剛

Y.ツバメ      : 藤田剛

Z.イワツバメ,コシアカツバメ,ショウドウツバメ : 藤田剛

[.セキレイ類    : 植田睦之

\.スズメ      : 植田睦之

].ムクドリ     : 成末雅恵

XI.カラス類     : 植田睦之

また,各分類群ごとには,以下のような形で説明を行なうこととする。

1.形態及び生態

対象種の一般的な情報として,形態や生態等を紹介する。

2.調査方法

アンケート調査,文献調査,現地調査のうち,どの調査によって情報を収集したのか,特に,それぞれの調査方法はどのようなものなのかを説明する。

3.分布と規模

全国規模でみた対象種の分布状況や分布の変遷,どれくらいの大きさの集団繁殖地や集団ねぐらがどれくらいあったのか,そして,個体数は増加しているのか減少しているのか,減少している場合,その要因はどのようなもなのか,等について明らかにできた点を述べる。

4.環境選択

確認された集団繁殖地や集団ねぐらが成立していた環境の特性がどのようなものだったのか,明らかにできた点を紹介する。

5.保護のための対策と提言

上記の結果をもとに,その種の保護する活動の必要性,保護にあたって注意すべき点等を考察し,提言する。

6.評価

今回収集できた分布情報は,どれくらい充分なものであるのか。そして,今後どのような調査が必要であるのか,について述べる。

 

また,各分類群の結果をふまえ,最後に,総合的な考察を藤田が行なった。

 

文献調査で使用した文献

【カワウ】

愛知県. 1983. 鵜の山のカワウ生息調査報告書. pp. 24. 愛知県, 名古屋.

福田道雄. 1981. 不忍池のカワウの繁殖. アニマ 103: 39-41.

福田道雄. 1984. カワウのコロニー再建. どうぶつと動物園 36: 124-128.

福田道雄. 1991. 巣立つ子と夫婦の離婚カワウ. 週刊朝日百科動物たちの地球 14: 52-55.

樋口行雄・西川和夫・畠山高・阿部誠一・飯田律子・尾崎吉彦・小島ほづみ・小林洋・阪本利継・佐々木秀信・佐野裕彦・花輪伸一・塚本洋三. 1980. 日本におけるカワウの現状. 昭和54年度環境庁委託調査 特定鳥類等調査. pp. 47-83. 環境庁, 東京.

石田朗. 1991. 知多半島鵜の山周辺におけるカワウコロニーの植生に与える影響, 名古屋大学古川総合研究資料館報告 7: 67-85.

石田朗. 1993. カワウの生息が樹木に与える影響と林分の遷移. 関西自然保護機構会報 14(2): 99-106.

カワウ標識調査グループ. 1989. カワウの繁殖地と塒 4. かわう 6: 4.

カワウ標識調査グループ. 1990. カワウの繁殖地と塒 5. かわう 7: 2.

カワウ標識調査グループ. 1990. カワウの繁殖地と塒 6. かわう 8: 4.

カワウ標識調査グループ. 1991. カワウの繁殖地と塒 7. かわう 10: 2.

カワウ標識調査グループ. 1992. カワウの繁殖地と塒 8. かわう 11: 2.

カワウに関する諸問題検討プロジェクトチーム. 1992. カワウ Phalacrocorax carbohanedaeの調査結果報告書. pp. 214. 東京都恩賜上野動物園, 東京都.

河野典子. 1992. 知多半島のカワウの調査. カワウの調査結果報告書. pp. 200-201. 東京都恩賜上野動物園, 東京都.

河野典子. 1992. 下北半島のカワウ調査. カワウ調査結果報告書. pp. 202-205. 東京都恩賜上野動物園, 東京都.

日本野鳥の会山口県支部. 1990. 日本野鳥の会山口県支部調査シリーズ第6集 山口県版鳥類繁殖調査地図調査報告書. pp. 337. 日本野鳥の会山口県支部, 山口.

埼玉県野鳥の会. 1990. カワウ. ナチュラルアイ 144: 4.

斉藤成人. 1989. 三重県風早池と石垣池のカワウのコロニーの調査. かわう 6: 3.

佐藤孝二. 1989. わが国におけるカワウコロニ−の歴史と現況−鵜の山, 日長, 大厳寺, 猿賀神社について−. 名古屋大学古川総合研究資料報告 5: 43-64.

佐藤孝二. 1990. 天然記念物「鵜の山」鵜繁殖地の復活−美浜個体群の集合と分散−. 名古屋大学古川総合研究資料報告 6: 55-67.

佐藤孝二・皇甫宗・奥村純市. 1988. カワウの採食量と基礎代謝率. 応用鳥学集報 8: 58-62.

沢島武徳. 1985. 揖斐川におけるカワウの有害駆除の問題点. Strix 4: 73-75.

須川恒. 1990. 琵琶湖竹生島のカワウのコロニー. かわう 8: 1-3.

須川恒. 1991. 琵琶湖における第2番目のカワウのコロニー発見経過. かわう 10: 2.

【サギ類】

赤旗. 1992. サギ山が消えていく. 赤旗 科学のひろば 1992年12月23日.

朝日新聞. 1955. モクレンの花盛り 月光に眠るサギの大群. 朝日新聞 1955年5月1日.

朝日新聞. 1960. サギは逃げるか 展望塔に物言い. 朝日新聞 1960年4月5日.

朝日新聞. 1962. 住みついた野生のサギ. 朝日新聞 1962年3月12日

朝日新聞. 1973. 三度目の転居. 朝日新聞 1973年7月11日.

朝日新聞. 1974. 白サギは学園の秘境に レンズで観察4年. 朝日新聞 1974年7月5日.

朝日新聞. 1981. サギは5年ぶり里帰り 野田の驚山近くに150羽. 朝日新聞 1981年8月5日.

朝日新聞. 1990. サギ追われ追われて台場ヘ. 朝日新聞 1990年6月13日.

張英彦. 1980. ゴイサギとウナギ. 鳥と自然(19): 8-10.

江原秀典. 1955. 岡山県下のサギ科コロニーについて. 野鳥20(1): 62.

榎本佳樹. 1930. 大仙陵付近に於けるサギ類の観察. 鳥獣彙報 1(3): 13-17.

藤井薫. 1992. 標津町のアオサギ営巣地(コロニー)について. 北海道標津町ポー川史跡自然公園紀要 (1): 31-42.

浜尾章二. 1990. 春日部市のサギ山について. 春日部女子高等学校研究紀要(13).

羽田健三・岩崎文. 1982. 善光寺平におけるコサギの個体数消長と空間分布. Tori 31:41-56.

橋本光正・小笠原. 1968. 男鹿半島本山アオサギコロニー. 東北の自然 (13): 7-8.

橋本太郎. 1968. 三重県におけるアオサギ(Ardea cinerea)のコロニー. 鳥 18:116-118.

Iijima, Y. 1984. Sight Records Bubulcus ibis, Egretta alba, E. intermedia and E. garzetta in Taiki Hokkaido. Tori 33(1): 44-46.

伊藤信義. 1984. コサギの就塒前集合. 鳥 33: 13-28.

伊藤信義. 1984. コサギの冬塒における就・離塒行動と気象要因. Tori 33: 51-56.

鴨川誠. 1978. 長崎県下アオサギの分布と繁殖地の新記録. 長崎県生物学会誌(15): 30-33.

鴨川誠. 1978. 長崎県下サギ類の分布と生態. 平戸高等学校紀要 1: 11-21.

神奈川新聞. 1994. 竹やぶのスイートホーム 開成町にサギ山出現. 神奈川新聞 1994 5月12日.

金井郁夫. 1977. 高尾山麓のコサギ. 野鳥 1977.2,

金井裕. 1990. 東京港の第六台場で繁殖するダイサギ Egretta alba. Strix 9: 218-220.

環境庁. 1976. 特定鳥類等調査報告書 サギ類. 環境庁, 東京.

河村幸恵. 1993. アオサギがコロニーに登る日. 岡山県自然保護センター 自然保護センターだより 2(6): 2-3.

カワウ標識調査グループ. 1989. カワウの繁殖地と塒 4. かわう 6: 4.

カワウ標識調査グル−プ. 1990. カワウの繁殖地と塒 6. かわう 8: 4.

カワウ標識調査グループ. 1991. カワウの繁殖地と塒 7. かわう 10: 1.

カワウ標識調査グループ. 1992. カワウの繁殖地と塒 8. かわう 11: 2.

小林桂助. 1957. カラシラサギの本邦よりの第2標本に就いて. 鳥獣彙報 16(1): 111-112.

小林平一. 1950. コモモジロの繁殖観察. 鳥 13: 39-49.

小島久佳. 1981. サギ類コロニー調査中間報告. ほおじろ (7): 4.

小杉昭光. 1959. サギ類のコロニー一覧. シラサギの四季 生態観察の写真と記録 法政大学出版局, 東京.

小杉昭光. 1960. 数種のサギ科の鳥類の食性について. 山階鳥類研究所報告 2:89-32.

倉田篤・樋口行雄. 1972. 三重県佐波留島におけるアオサギの繁殖について. 鳥 21: 20-27.

黒沢令子・樋口広芳. 1993. ササゴイArdeola striataのまき餌漁の種類とみられる地域の特性. Strix 12: 1-21.

毎日新聞. 1973. サギ山また一つ 住宅の波 安住はいつまで. 毎日新聞 1973年5月21日.

Mark Brazil. 1986. An Invasion of Egrets and Herons in Easteran Hokkaido. Jap. J. Ornithol. 35: 34-35.

松長克利. 1993. 北海道におけるアオサギ営巣地の分布と営巣環境. 1993年度日本鳥学会大会講演要旨集.

松山資郎. 1934. ゴイサギの雛の発育不均等に就いて. 鳥獣彙報1(10).

峯岸秀雄. 1952. 埼玉県比企郡菅谷村のサギ山について. 野鳥17(6): 28-30. 92年5月10日.

三島冬嗣. 1957. 鸛鷺類3種の記録. 鳥獣彙報 16(1): 109-111.

御厨正治. 1964. 観察雑録. 野鳥 29(6): 26-30.

中村司・依田正直. 1984. サギのコロニー. CETTIA(3).

成末雅恵. 1992. 埼玉県におけるサギ類の集団繁殖地の変遷. Strix 11: 189- 209.

成末雅恵・内田博. 1993. 土地改良とサギ類の退行. Strix 12: 121-130

日本野鳥の会. 1952. 岡山県下で鷺の繁殖地を天然記念物に指定. 野鳥 17(6): 29-30.

日本野鳥の会. 1976. 北限はどこ? サギのコロニー調査. 野鳥 41(6): 32-33.

日本野鳥の会. 198I. アンケート法によるサギ類のコロニーと塒に関する調査. 日本野鳥の会, 東京.

日本野鳥の会. 1981. アンケート法によるサギ類のコロニーと塒に関する調査. 日本野鳥の会, 東京.

日本野鳥の会千葉県支部. 1982. サギ類の保護を訴える. ほおじろ(15): 2.

日本野鳥の会千葉県支部. 1982. 千葉県におけるサギ類の生息状況調査. Strix 1: 87-92.

日本野鳥の会岡山県支部. 1988. 岡山県におけるサギ類の生息状況調査報告書. 日本野鳥の会岡山県支部, 岡山.

日本野鳥の会山口県支部. 1990. 山口県版鳥類繁殖地図調査報告書 アオサギ.

岡田富美男. 1985. 琵琶湖畔におけるサンカノゴイの繁殖. 滋賀県野鳥の会 かいつぶり(12): 20-21.

大藤由美子. 1981. サギのコロニー. ヒドラ会会報 14(2): 2.

大藤由美子. 1981. サギのコロニー. ヒドラ会会報 14(4): 2-3.

大阪府. 1987. 大阪府下におけるサギ類生息調査報告書. 大阪府, 大阪.

埼玉県環境部自然保護部. 1976. 浦和市三室のサギ繁殖地における落鳥の実態調査報告書. 埼玉県環境部自然保護部, 浦和市.

埼玉新聞. 1992. コサギ200羽 ねぐら見つけた. 埼玉新聞 1992年8月27日.

佐藤仁志. 1985. 宍道湖の自然. 山陰の自然シリーズ (1): 161-162.

佐藤伸彦. 1993. 茨城県南部における繁殖期のチュウサギEgrtta intermeziaの採食地利用.

鈴木延行. 1985. サンカノゴイ繁殖. 野鳥(468): 35.

田中徳太郎. 1984. 白い挽歌. 野鳥(455): 1-2.

東京都環境保全局. 1993. 東豊田緑地保全地域ゴイサギ等対策調査報告. 日本野鳥の会, 東京.

浦和市教育委員会. 1976. 浦和市内所在天然記念物調査概報(昭和50年度)サギ山実態調査報告. 浦和市教育委員会, 浦和市.

浦和市教育委員会. 1977. 浦和市内所在天然記念物調査既報 サギ類及びその繁殖地実態調査報告(昭和51年度). 浦和市教育委員会, 浦和市.

浦和市教育委員会. 1978. 浦和市内所在天然記念物調査既報. 浦和市教育委員会, 浦和市.

浦和市教育委員会. 1979. 浦和市内所在天然記念物調査既報 サギ類及びその繁殖地実態調査報告(昭和53年度). 浦和市教育委員会, 浦和市.

浦和市教育委員会. 1980. 浦和市内所在天然記念物調査既報 サギ類及びその繁殖地実態調査報告(昭和54年度). 浦和市教育委員会, 浦和市.

山岸哲・藤岡正博. 1991. 滋賀県におけるサギ類の集団繁殖地と集団ねぐらの分布. 滋賀県自然誌総合学術調査報告

山岸哲・井上良和・米田重玄. 1980. 奈良盆地におけるサギ類の集団繁殖地と塒の配置及び採食範囲. 鳥 29: 69-85.

山口県. 1976. 山口県下における鳥類コロニー調査報告書 −第2回− (サギ類,ウ類,アジサシ類). 山口県, 山口.

柳沢紀夫・千羽晋示. 1978. 静岡県榛原郡吉田町のゴイサギの繁殖状況の調査結果について. 鳥獣害性調査報告書 pp. 91-99. 環境庁, 東京.

 

【コアジサシ】

東陽一. 1992. 南関東地方におけるコアジサシの営巣環境条件. pp. 36. 東京農工大学農学部植物防疫学科卒業論文.

榎本佳樹. 1934. 大阪市付近の渡り鳥. 野鳥 6: 85-95.

蓮尾純子. 1978. 鳥類の変遷(特にシギ・チドリ類)について. 千葉県行徳近郊緑地特別保全地区(新浜水鳥保護区)生物調査報告 V. pp. 144-156. 千葉県新浜研究会, 千葉県.

林宏・岡田徹. 1992. わが国におけるコアジサシSterna albifronsの繁殖状況. Strix 11: 157-168.

環境庁. 1988. 日本の河川環境. pp.16-25. 環境庁, 東京.

環境庁. 1992. 平成3年度 定点調査報告書. 環境庁, 東京.

環境庁自然保護局野生生物課. 1991. 日本の絶滅の恐れのある野生生物−レッドデータブック−(脊椎動物編) .p. 215. 環境庁, 東京.

環境庁水質保全局. 1990. かけがえのない東京湾を次世代に引き継ぐために. pp. 70. 大蔵省印刷局, 東京.

金井裕・磯部清一. 1990. 東京湾岸におけるコアジサシSterna albifronsの繁殖コロニーの分布. Strix 9: 177-190.

金井裕・磯部清一・成末雅恵・桑原和之. 1991. 東京湾岸におけるコアジサシSterna albifronsの繁殖地の分布変化. Strix 10: 263-267.

唐沢孝一. 1976. コアジサシのコロニーとシロチドリの繁殖について. 千葉生物誌25(2): 99-109.

唐沢孝一. 1977. コアジサシのコロニーとシロチドリの繁殖について(続). 千葉生物誌26(1):

 1-13.

川内博. 1990. コアジサシの繁殖状況. ユリカモメ(479): 9. 熊本日日新聞. 1991. コアジサシ 卵を盗まないで! 熊本日日新聞 1991年5月6日.

岡田徹・西田智・山本茂. 1988. 北九州におけるコアジサシの繁殖調査. 日本野鳥の会北九州支部研究部報 1: 37-44.

茂田良光・百瀬邦和・尾崎清明. 1977. 新浜水鳥保護区におけるシロチドリとコアジサシの繁殖. 千葉県新浜水鳥保護区生物調査報U: 89-94. 新浜研究会, 浦安.

茂田良光・百瀬邦和・尾崎清明. 1978. 新浜水鳥保護区における鳥類(特にシロチドリとコアジサシ)の繁殖状況について. 千葉県新浜水鳥保護区生物調査報V: 139-143. 新浜研究会, 浦安.

信州鳥類生態グループ. 1977. 長野県の野鳥. pp. 145-157. 長野県林務部, 長野.

竹内健悟・津軽半島西海岸におけるコアジサシSterna alifronsの繁殖記録. 鳥 32:32.

東京都公害局. 1980. 東京都鳥類繁殖調査報告書(昭和48年〜昭和53年). p.37. 日本野鳥の会, 東京.

津戸英守. 1984. 多摩川の野鳥. pp. 123-185. 講談社, 東京.

 

【チョウゲンボウ】

八王子カワセミ会. 1991. 鳥信. カワセミ 6: 34.

八王子カワセミ会. 1992. 鳥信. カワセミ 8: 34.

池田昌枝・本村健・石井良明・内藤典子・藤田剛. 1991. 南関東都市部におけるチョウゲンボウの繁殖状況と環境特性. Strix 10: 149-159.

環境庁. 1980. 第2回自然環境保全基礎調査動物分布調査報告書(鳥類)全国版. 日本野鳥の会, 東京.

御厨正治. 1991. 日野市内でのチョウゲンボウの繁殖初期行動について. ユリカモメ: 19.

信州鳥類生態研究グループ. 1983. 長野県下における特種鳥類. 長野県林務部, 長野.

鷲沢澄雄. 1975. 壮年鳥は崖の上 <チョウゲンボウ>. 羽田健三編. 野鳥の生活. pp. 11-16. 築地書館, 東京.

 

【ツバメ類】

阿部直哉. 1970a. ヒメアマツバメのこと(上). 野鳥 281: 64-72.

阿部直哉. 1970b. ヒメアマツバメのこと(下). 野鳥 283: 183-186.

浅間茂. 1990. 都市鳥・イワツバメ. ほおじろ 114: 3-6.

藤塚道秋. ヒメアマツバメが繁殖. ほおじろ 88: 13.

八王子カワセミ会. 1992. 平成3年浅川流域のイワツバメ営巣調査. カワセミ 8: 36-37. 浜口哲一. 1980. ツバメ類の巣をめぐって. 自然の教室(日本鳥類保護連盟編). 出版科学総合研究所, 東京.

浜口哲一・端山昇. 1984. 神奈川県内におけるツバメ類の分布. 神奈川自然誌資料 5: 33-43.

長谷川雅美. 1990. 伊豆諸島におけるツバメHirundo rusticaおよびコシアカツバメH.dauricaの繁殖記録. Strix 9: 237-238.

環境庁. 1980. 第2回自然環境保全基礎調査動植物分布調査報告書(鳥類)全国版. 日本野鳥の会, 東京.

環境庁. 1988. 第3回自然環境保全基礎調査動植物分布調査報告書(鳥類). 日本野鳥の会, 東京.

川内博. 1990. 東京地方におけるイワツバメの市街地進入の状況. 日本大学豊山中学校・高等学校研究紀要 20: 1-23.

川上恚. 1991. 東浅川のヒメアマツバメの生態. カワセミ 7: 21-22.

川上恚. 1992. 東浅川のヒメアマツバメ. カワセミ 8: 38.

越川重治. 1991. 千葉県へのイワツバメの侵入についてU. 千葉生物誌 42(1): 28-33.

三谷康則. 1990. イワツバメについて. 西播愛鳥会ニュース 44: 2-4.

仲間晶子. 1984. 関東地方およびその周辺部におけるコシアカツバメの繁殖分布と営巣場所の選択. Strix 3:55-65.

日本野鳥の会岐阜県支部飛騨ブロック. 1990. 高山市の野鳥. 岐阜県, 岐阜.

日本野鳥の会神奈川支部. 1992. 神奈川の鳥 1986-91. 日本野鳥の会神奈川支部, 横浜.

日本野鳥の会十勝支部. 1991. 北海道十勝地方におけるツバメHirundo rusticaの繁殖状況. Strix 10: 205-212.

日本野鳥の会遠江支部調査研究委員会. 1986. ツバメHirundo rusticaのねぐらに関するアンケート調査. Strix 5: 30-46.

大畑孝二. 1989. 苫小牧市勇払におけるショウドウツバメのコロニーについて. 1988年度須川恒. 1990. ツバメの集団ねぐらの観察. Nature Study 36(8): 5-7.

相洋高校生物部. 1982. ヒメアマツバメの観察(T)神奈川県内の分布と生活市の概要. 平塚市博物館研究報告「自然と文化」5: 65-80.

武下雅文. 1993. 兵庫県西部におけるイワツバメの営巣記録. Strix 12: 189-191.

 

【セキレイ類】

朝日新聞. 1982. ネオンの街にハクセキレイ. 1982年10月2日夕刊.

浅間茂・佐々木英代・庄司康之. 1987. 都市に勢力分布を広げつつある鳥−柏駅周辺のイワツバメ・ハクセキレイ. ほおじろ 76: 7-10.

Higuchi, H. & Hirano T. 1983. Comparative ecology of White and Japanese Wagtaile, Motacilla alba and M. grandis, in Winter. Tori 32: 1-11.

Higuchi, H. & Hirano T. 1988. Breeding season, cortship behaviour, and territoriality of White and Japanese Wagtails Motacilla alba and M.grandis. Ibis 131: 578-588.

平塚市博物館. 1989. 夏休み特別展 野鳥入門. 平塚市博物館, 平塚市.

石川敏雄. 1991. 鳥だより. 房総の鳥 203: 12.

粕谷和夫. 1991. 横山町のハクセキレイの集団ねぐら(No. 2). カワセミ(6): 37.

粕谷和夫. 1992. ハクセキレイの集団ねぐら. カワセミ(8): 39.

風間辰夫. 1968. ハクセキレイとセグロセキレイの共同集団ねぐらについて. 野鳥 33(4): 5-6.

熊谷潤・犬山聡彦・臼井勝文・斎藤篤・浜口哲一・三島敦子・八城敬友. 1983. 神奈川県におけるハクセキレイの集団ねぐらについて. Strix 2: 33-40.

黒田長久. 1960. ハクセキレイの集団性. 鳥 15: 235-236.

松下富雄. 1985. ハクセキレイの塒入個体数カウント. 房総の鳥(129): 8-9.

中村一恵. 1980. ハクセキレイの本州侵入について. 野鳥 45: 360-364.

岡田徹. 1988. ハクセキレイの集団ねぐらについて. 日本野鳥の会北九州支部研究部報 1: 45-51.

滝沢光男. 1991. 千曲川流域のハクセキレイの移動. どんぐり通信(24): 10-12.

田中栄吉. 1992. ハクセキレイの集団ねぐら. カワセミ 8: 39.

内田博 1990 塒を探す(その1)セグロセキレイ アニマ(212): 33-35

湯浅純孝. 1960. ハクセキレイの集団性と集団就眠に就いて. 鳥 15: 290-291.

 

【スズメ】

福井亘. 1991. 落葉樹におけるスズメの塒1. Urban Birds 8: 26-31.

唐沢孝一. 1986. 大手町のスズメの塒. アニマ(169): 97.

唐沢孝一. 1991. 桜花を食べるスズメの生態(3報). Urban Birds 8: 70-74.

唐沢孝一・井田俊明. 1987. 桜花を食べるスズメの生態(l報). Urban Birds 4: 70-74.

唐沢孝一・井田俊明. 1988. 桜花を食べるスズメの生態(2報). Urban Birds 5: 44-54.

小野宏治. 1992. スズメ. Urban Birds 9: 44-46.

佐野昌男. 1986. ほんとうにスズメを知っていますか. 野鳥(481): 14-17.

滝之入新一. 1988. 皇居周辺でのスズメの秋塒. 都市に生きる野鳥の生態 pp. 84-87. 都市鳥研究会, 東京.

 

【ムクドリ】

八王子カワセミ会. 1992. 鳥信. カワセミ 8: 34.

環境庁. 1980. 第2回自然環境保全基礎調査動物分布調査報告書(鳥類)全国版. 日本野鳥の会, 東京.

越川重治. 1993. ムクドリ都市部での集団ねぐらと人工構造物での集団ねぐら. Urban Birds 10(1): 27-32.

黒田長久. 1962. 関東平野におけるムクドリの冬季塒配置及び採食分布について. 山階鳥類研究所研究報告 3: 144-154.

黒田長久・杉森文夫・岩本重治. 1986. ムクドリの全国現状アンケート調査(1)害益性.応用鳥学集報 6: 24-47.

農林統計協会. 1992. 農業白書附属統計表(平成3年度版). p. 30. 東京.

坂本堅五. 1981. 果樹への鳥害に関する調査−特にムクドリによるナシの被害を中心として−. 応用鳥学集報 2: 53-57.

信州鳥類生態研究グループ. 1983. 長野県下におけるムクドリの冬塒の分布と就塒個体数. 長野県下における特殊鳥類調査報告書. pp.117-133. 長野県林務部, 長野.

竹中万紀子・中村和雄・黒田長久・杉森文夫. 1987. ムクドリの全国現状アンケー卜調査(2)塒と生息状況. 応用鳥学集報 2: 53-57.

 

【カラス類】

福田道雄. 1991. ハシブトガラスの雛へのカラーリングのバンディング. 日本鳥類標識協会誌 6: 8-10.

福居信幸. 1991. 大阪のカラス事情. 日本の生物5(4): 26-29.

羽田健三・飯田洋一・香川敏明・母袋卓也・山岸哲. 1966. カラスの長野県北信部の就塒地域群について. 日生態会誌 16: 213-216.

平林浩. 1960. カラスの生活第1報. 桐的教研報(2): 47-62.

平林浩. 1961. カラスの生活第2報. 桐的教研報(3): 127-138.

平林浩. 1961. カラスの集団生活. 野鳥(208): 230-241.

平林浩. 1962. 山梨県須玉町津金を中心としたカラスのねぐら集合(第一報). 鳥 17: 123-144.

平塚市博物館. 1989. 夏休み特別展 野鳥入門. 平塚市博物館, 平塚市.

唐沢孝一・山根茂生・越川重治・滝之入新一. 1991. 都心に於けるからすの集団塒の個体数調査(1990年)−5年前と比べてどれほど数がふえたか−. Urban Birds 8: 17-25.

倉田篤・樋口行雄. 1972. 三重県におけるカラス科2種の就塒行動. 山階鳥研報 6: 489-506.

黒田長久. 1972. 東京のハシブトガラスとハシボソガラスの年周期観察. 山階鳥研報 6: 507-550.

黒田長久. 1984. ハシブトガラスの朝起と夜起. 山階鳥研報 16: 93-113.

ねぐら研究会. 1986. 神奈川県内におけるカラス類の集団塒について. Strix 5: 17-22.

山岸哲. 1962. カラスの就塒行動について 第1報 長野県下での秋冬の塒について. 日生態会誌 12: 54-59.

 

表1.調査対象種と情報収集方法

分類群名/種名

 

情報収集の方法

アンケート調査

文献調査

現地調査

カワウ

サギ類

コアジサシ

チョウゲンボウ

ヒメアマツバメ

ツバメ類

セキレイ類

スズメ

ムクドリ

カラス類

 

表2.現地調査を行なった分類群ごとの個体数調査法

分類群名/種名

 

個体数の調査法

集団繁殖地

集団ねぐら

サギ類

コアジサシ

チョウゲンボウ

ヒメアマツバメ

ツバメ類

個体

個体

個体

個体

個体・巣

個体

個体

個体

個体:繁殖地やねぐら周辺を飛んでいる個体を数える方法

巣:集団繁殖地にある巣を数える方法

 

表3.各地域での現地調査対象分類群

県名

サギ類

コアジサシ

チョウゲンボウ

ヒメアマツバメ

ツバメ類

北海道

茨城県

千葉県

埼玉県

東京都

神奈川県

静岡県

奈良県

京都府

大阪府

兵庫県

○*

* 北海道に通常生息しているのはアオサギだけなので,アオサギのみ調査した。

 

目次へ