資料4
第2回自然環境保全基礎調査
動物分布調査(鳥類)調査要綱
1.調査の目的
わが国に生息する鳥類の繁殖状況を把握するために、現在まで日本国内で繁殖の知られている鳥類を対象として繁殖期における分布について調査する。
2.調査実施者
この調査は、国が財団法人日本野鳥の会に委託して実施する。
3.調査対象地域
全国47都道府県全域について調査する。
4.調査実施期間
調査の実施期間は、契約締結の日から昭和54年3月31日までとする。
5.調査内容
(1)調査対象の鳥類は、表1「調査対象鳥類種名表」に掲げたものとする。表1以外の種であっても、繁殖の可能性を否定できないものは、野生化した外国産飼鳥を含め、追加してさしつかえない。
(2)調査事項は次のとおりとする。
ア.現地調査
(ア)生息鳥類の種類と繁殖の可能性
(イ)生息環境の概要
(ウ)個体数の概況
イ.資料調査
印刷公表されたものに限らず、個人の観察記録など上記「ア.現地調査」によらない記録類を対象とする。
(ア)生息鳥類の種類と繁殖の可能性
(イ)生息地の位置
(ウ)調査年月日又は出典
6.調査方法
(1)現地調査
現地調査は別紙1「現地調査実施要領」により実施し、別紙2「記録用紙」に記録する。
(2)資料調査
資料調査は現地調査以外の鳥類の繁殖に関する資料を収集することにより行う。
7.調査員
調査員は、日本野鳥の会会員で、日本野鳥の会の各支部(以下「各支部」という)あるいは調査受託者が推薦した者であり、調査実施要領説明会に出席するかあるいは、受託者より直接説明をうけた者に限る。
(注)調査実施要領説明会
全国を13ブロックに分け、調査員に対して受託者が説明会を開催する。説明会に当日参加できない調査員に対しては、受託者が説明会後直接調査員に説明を行う。
8.調査結果のとりまとめ
現地調査及び資料調査の結果は下記の調査票によりとりまとめる。
(1)現地調査票及び環境調査票
現地調査の結果は、調査コースごとに別紙3「現地調査票」及び、別紙4「環境調査票」にとりまとめる。
(2)資料調査票
資料調査の結果は、サブメッシュ(後述)ごとに別紙5「資料調査票」にとりまとめる。
(3)繁殖状況票
現地調査票及び資料調査票をもとにして、サブメッシュ(後述)ごとに別紙6「繁殖状況票」にとりまとめる。
9.調査結果の送付
調査結果は、日本野鳥の会事務局(以下「事務局」という)が指名した、各支部の調査代表者を中心に、調査員がとりまとめる。
調査代表者は、昭和53年10月31日までに、とりまとめた調査票(記録用紙以外の調査票すべて)を事務局あてに送付する。
<別紙1>
1 現地調査実施要領
1.調査メッシュの選択
国土地理院発行の1/5万地形図を縦横それぞれ2等分してできるメッシュのうち、できる限り多様な環境を含むように、2メッシュを選択し調査を実施する。
2.調査コースの設定
上記により選択されたメッシュ(国土地理院発行の1/2.5万地形図に相当)を更に縦横それぞれ2等分した区画(以下「サブメッシュ」という。)のうち、環境の多様性が高く、豊富な鳥類相が予想されるサブメッシュを1区画選択し、その中に全長3kmの調査コースを1本設定する。
調査コースは、現地調査員と、受託者との協議により決定するものとする。
3.調査日程
調査は原則として1泊2日で行う。
4.調査期間及び調査回数
昭和53年4月1日から同年8月31日までの期間中に調査コースを1回以上踏査する。
なお、同一日に同 調査コースを2回以上踏査することも構わない。
5.調査方法
全長3kmの調査コースについて定点カウントとロードサイドカウントを併用する。
(1)定点カウント
調査コース内の2地点において、それぞれ30分間の定点カウントを行う。
ア.定点の設定
定点カウントを行う地点(以下「定点」という。)は原則として調査コースの開始点及び終了点とするが、調査コースの途上に定点を設定することにより、より多種の鳥種を確認できると判断される場合には、この限りでない。
イ.調査の範囲
調査の範囲は、限定しない。定点から確認することのできた鳥すべてを定点からの距離にかかわらず記録する。
ウ.記録方法
定点から確認することのできた鳥種、個体数、鳥を記録した位置(サブメッシュの内か外かの区別)等を別紙2「記録用紙」により、記録用紙に記入する。
(2)ロードサイドカウント
調査コースを歩行しながら、確認することのできた鳥を記録する。
ア.歩行速度
時速2km程度で調査コースを歩行するものとするが、鳥の動きを見る、あるいは巣のあるらしい所を探索する等のために立ち止まったり、調査コースをはずれたりすることもさしつかえない。
イ.調査の範囲
調査の範囲は限定しない。調査コースを歩行中(「ア.歩行速度」で例示したような調査コースをはずれている場合も含める)に確認することのできた鳥すべてを調査コースからの距離にかかわらず記録する。
ウ.記録方法
調査コースを歩行中確認することのできた鳥種、個体数、鳥を記録した位置(サブメッシュの内か外かの区別)等を別紙2「記録用紙」に記入する。
(3)定点カウントとロードサイドカウントの関係
定点カウントとロードサイドカウントとは一連のカウントとして扱うので、定点カウントとロードサイドカウントとで同一個体をダブルカウントしないように注意すること。
(4)当調査のカウントの目的
当調査は、鳥類の繁殖分布図の作成を目的としている。
したがって当調査要領による現地調査にあたっては、個体数の推定よりも、むしろ、記録種類数及び繁殖に関する観察例を多くすることを主体と考えること。
<別紙2>
《記録用紙記入上の注意》
1.記録用紙は、同一調査コースであっても、カウントの種類が変わるごとに、新たな用紙を使用する。
2.「地形図名(1/2.5万)」には、当該調査コースが含まれる国土地理院発行1/2.5万地形図の図幅名を記入する。
なお、1/2.5万地形図が未発行の地域については、同院発行の1/5万地形図の図幅名を記入し、図幅名の後に「1/5万」と示すこと。
3.「サブメッシュ」には1メッシュ内の右上、右下、左上、左下のサブメッシュをそれぞれa、b、c、dとし該当するものに○印をつける。
4.「調査の種類」には該当するものにO印を付す。なお、調査コース途上で定点カウントを行う場合には、その定点が開始点(又は終了点)に近い場合には、「定点センサス(開始点)」(又は「定点センサス(終了点)」)に○印を付す。
5.「調査回数」には、当該現地調査が当該調査ルートで、何回目のものであるか、アラビア数字で記入する。
6.「調査年月日」には、西暦年数を用い「'78.5.15」(1978年5月15日の意)に準じて記入する。
7.「開始時刻」、「終了時刻」は該当の時刻を24時間表示で記入する。
8.「天候」、「調査員氏名」、「調査協力者」には該当する事項を記入する。
9.「種名」、「個体数」には該当する事項を鳥の出現した順序に従って記入する。
10.「観察」には、表面の「観察の状況と略号」に従い、該当する欄に「■」印を記入する。
11.「サブメッシュの外」には、記録された鳥が調査コースのあるサブメッシュ以外にいたときに「■」印を記入する。
12.「時間経過、繁殖の徴候等」には、定点カウント及びロードサイドカウントとも、10分程度の間隔で時間経過を記入する。
なお、ロードサイドカウントでは、地形、植生の変化点においても適宜時刻を記入するとともに、環境の概況について記録し、「環境調査票」作成の参考とすること。
また、「成鳥が巣のあるらしい所にとびこんだ」あるいは、「昆虫をくわえたまま調査者を警戒している」等の、繁殖の可能性に関係する観察はできるかぎり記入すること。
<別紙3>
《現地調査票記入上の注意》
1.現地調査票は、調査コースの調査1回(定点カウント及びロードサイドカウントのセット)ごとに1枚あて作成する。同一調査コースを2回以上調査した場合は、調査ごとに調査票を作成する。
2.「地形図名(1/2.5万)」には、当該調査コースが含まれる国土地理院発行1/2.5万地形図の図幅名を記入する。
なお、1/2.5万地形図が未発行の地域については、記入する必要はない。
3.「第2次メッシュコード」には、1/2.5万地形図に対応するように、行政管理庁による第2次メッシュコードを記入する。
4.「サブメッシュ」には、該当するものに○印をつける。
5.「地形図名(1/5万)」には、当該調査コースが含まれる国土地理院発行1/5万地形図の図幅名を記入する。
6.「調査地」は市町村単位で記入し、2市町村以上にわたる場合には、併記する。
7.「調査員氏名」、「調査年月日」(西暦表示)、「調査時間」(24時間表示)には、該当する事項を記入する。
8.「調査回数」には、当該調査コースの調査回数(総数)を分母に、当該調査票に記入されている調査が、何回目のものであるかを分子に記入する。
(例)(1)当該調査コースを4回調査し、その3回目の調査結果を集計した現地調査票では「3/4」と記入する。
(2)当該調査コースで1回だけ現地調査が行われた場合は「1/1」と記入する。
9.「鳥類コード」、「種名」は、コードナンバーの若い種から記入する。
10.「鳥類コード」には表1「調査対象鳥類種名表」に示されたコードナンバーを記入する。
なお、表1に掲げられていない種のコードナンバーは、「日本鳥類目録」(日本鳥学会1974)の通し番号によること。
また、表1及び「日本鳥類目録」に記載されていない種(外国産飼鳥等)については、コードナンバーを付す必要はない。
11.「個体数」には、現地調査で記録した個体数(定点カウントと、ロードサイドカウントの合計)を鳥の種類別に記入する。
なお、調査コースのあるサブメッシュ以外で記録された鳥は、集計から除外する。
12.「囀」には、囀活動が記録された種類について○印を記入する。
13.「総種類数」、「総個体数」(調査票右欄最下部)には、調査コースのあるサブメッシュ内で出現した鳥の総種類数及び総個体数を記入する。
なお、調査コースのあるサブメッシュ以外で記録された鳥は集計から除外する。
<別紙4>
《環境調査票記入上の注意》
1.環境調査票は、調査コース1本につき1枚あて作成する。
2.「地形図名(1/2.5万)」、「第2次メッシュコード」、「サブメッシュ」、「地形図名(1/5万)」、「調査地」、「調査員氏名」には、該当する事項を別紙3.現地調査票の例にならい記入する。
3.「調査員所属支部」には、調査員の所属する日本野鳥の会の支部名を記入する。
4.「調査年月」には、環境調査票記入のもととなった現地調査の実施年(西暦)と月を記入する。(日付けは必要としない)
5.「調査地の標高」には、地形図から10m単位で読みとり、最低地点標高、最高地点標高の順に記す。
6.「調査コースの環境要素」には、調査コースを中心とした全幅50m(左・右それぞれ25m幅)の範囲内の環境を対象とし、該当する環境要素があれば、□欄に■印を記入する。
7.それぞれの環境要素の意味するところは、表2.「環境要素の区分」のとおりであるが、いずれにも該当しないもの、あるいは、非常に小規模なもの等については、適宜判断し、取捨選択すること。
8.「環境要素の比率」には、調査コースを中心とした全幅50m(左・右それぞれ25m幅)の範囲内の環境要素のおおまかな面積比率を10分比で記入する。
なお、1/10に満たない要素については、最も似かよった状況の要素に含めること。
9.「地図貼付欄」には、1/2.5万地形図を20cm(横)×15cm(縦)の大きさに切断して貼付する。この際次の点に注意すること。
(1)地図の切断にあたっては、調査コースが、なるべく図面の中央にくるように配慮すること。
(2)切断した図面内に、サブメッシュの境界線が含まれる場合には、境界線を黒インクで記入すること。
(3)図面には調査コースを朱線(赤インク、赤ボールペン、赤鉛筆等。デルマトグラフは不可)で示し、開始点に「B」、終了点に「E」と朱書きすること。
なお、定点の位置は調査コースに●印で示し、「P」と記入すること。(次頁図参照)
(4)1/2.5万地形図が未発行の地域については、1/5万地形図を使用すること。この場合、サブメッシュの境界線を必ず記入すること。
表2.環境要素の区分
A.林 地
1.「広葉樹林」は、林冠面積のおおよそ90%以上が広葉樹によって占められている林地をいう。
2.「針葉樹林」は、林冠面積のおおよそ90%以上が、針葉樹によって占められている林地をいう。
3.「混交林」は、上記の「広葉樹林」、「針葉樹林」のいずれにも該当しない針広混交林をいう。
4.「低木林」は、樹高がおおよそ2m以下の低木よりなる林地をいうが、森林の下層植生として存在する場合は、「低木林」としては扱わない。
B.耕 地
1.「畑地」には苗圃を含める。
2.「水田」は、現実に稲作されている状態のものをさす。休耕田は、その状態を適宜判断し、C.草地、D.湿地植生、あるいはG.水系裸地として扱う。
C.草 地
湿地、沼沢地以外に成立する草地をいう。
1.「背の低い草原」は、シバ群落、オオバコ群落、放牧草地などの草高の低い草原をいう。
2.「背の高い草原」は、ススキ群落、ヨモギ群落、セイタカアワダチソウ群落など草高の高い草原をいう。
3.「伐採跡地」は、伐採跡地の草地を意味するが、人工造林地であっても、立木の被度が、おおよそ50%に満たない場合は、伐採跡地として扱う。
4.森林の林床植生としてのササ群落は、「ササ原」としては扱わない。
5.「雪田草原等」には、高山ハイデ、風衝草原等の寒帯・高山帯に成立する草原を含む。
6.「道路法面(草地状)」は、道路の切取法(のり)面あるいは盛土法(のり)面のうち、草地状になっているものをいう。(17ぺージの図を参照)
岩盤の切取面などのように、植生がほとんどみられない法面は、F.裸地として扱う。
D.湿地植生
湿地、沼沢地に成立する植生をいう。
1.「背の低い湿地植生」は、ミゾソバ、ミクリ等の草高が比較的低い植物よりなる湿地植生をいう。
2.「背の高い湿地植生」は、ヨシ、オギ等の草高が比較的高い植物よりなる湿地植生をいう。
E.水 域
水域は、湿地植生、干潟等を除いた開放水面をいう。
1.「河川」には人工の運河等も含める。
2.「池」、「湖」には人造湖も含める。
F.裸 地
海岸地帯、河川敷の裸地は、次のG.水系裸地で扱う。
1.「岩石地」は、高山帯の岩石地、火山上部の無植生地、及びいわゆるハゲ山等をいう。
G.水系裸地
海岸地帯、河川敷の裸地をいう。
1.「干潟」には、河口付近の泥質の河川敷(低水路)を含める。
2.「砂浜」には、砂利浜、岩石浜、河川敷(砂利、岩石)を含める。
3.「崖地(自然のもの)」は、河蝕崖、海蝕崖等の自然に成立した水辺の崖地の内、植生のない状態のものをいう。
自然の崖地であっても、植生のあるものについては、A.林地あるいは、C.草地として扱う。
4.「干拓地」は、干拓直後の植生のない状態のものをいう。
5.「岩礁よりなる島」は、島全体に、ほとんど植生のないものをいう。
H.その他
1.「都市」と「村落」との区別は、次表による。
|
1/2.5万地形図上での表示の差 |
都 市 |
建物の密集地として表示されている。 |
村 落 |
黒猫家屋で、一戸一戸表示されている。 |
2.「工場地」は、建物の密集地あるいは、黒描家屋のいずれで表示されるものであっても、工場である場合は、すべて工場地として扱う。
3.「都市公園(疎林状)」は、芝生、植栽木からなる疎林状態の都市公園をいう。
都市公園であっても、ある程度の規模があり、森林植生として成熟に近いと判断されるものについては、適宜、A.林地として扱う。
<別紙5>
《資料調査票記入上の注意》
1.資料調査票は、サブメッシュを単位として作成する。
2.資料調査票を作成するのは調査員が現地調査を担当したサブメッシュだけには限らない。できるかぎり多くのサブメッシュについて、資料調査票が記入されることが望ましい。
3.資料調査で対象とする資料は、鳥の繁殖の可能性に関する記録のうち、次の条件を満たすものとする。
(1)表3「繁殖可能性の区分」、a又はbランクに該当する記録であること。
(2)調査年月あるいは調査期間(年月)が、はっきりしていること。
(3)1974年(昭和49年)以後の記録であること。
(4)調査者がはっきりしていること。
4.「地形図名(1/2.5万)」、「第2次メッシュコード」、「サブメッシュ」、「地形図名(1/5万)」、「調査員氏名」、「調査員所属支部」及び「電話番号」は、現地調査票の例にならい該当する事項を記入する。
5.「鳥類コード」、「種名」には、表1「調査対象鳥類種名表」に従って該当するコードナンバー、種名を記入する。
なお、繁殖の可能性があるものの、表1「調査対象鳥類種名表」に掲げられていない種については、別紙3「現地調査票」に準じて記入すること。
6.「繁殖可能性」には、表3「繁殖可能性の区分」に従って、a又はbのいずれかのランクを記入する。
7.「観察コード」には、繁殖可能性のランク判定の根拠となった観察事項を表3「繁殖可能性の区分」の「判定項目」よりえらびコードナンバーで記入する。
8.「観察地」には、町村名と、集落名(あるいは、大字、小字名、林班名等)や記入する。
9.「観察年月(日)」、「観察者」には、その記録を実際に現地で観察した人の氏名と観察年月(日)を記入する。
10.「出典・備考」には、文献の名称、発行年あるいは環境の概況、繁殖の経過等を記入する。
<別紙6>
繁殖状況票記入上の注意
1.繁殖状況票は、サブメッシュごとに1枚あて作成する。
2.繁殖状況票は、提出された原票を直接、写真製版の原稿とするので、黒インクを用いて、できるかぎり明瞭に記入すること。鉛筆、青インクは絶対に使用しないこと。
3.「地形図名(1/2.5万)」、「第2次メッシュコード」、「サブメッシュ」、「地形図名(1/5万)」、「調査員氏名」、「調査員所属支部」は、別紙4.環境調査票の例にならい、該当する事項を記入する。
4.「繁殖可能性」は、記録用紙、現地調査票、資料調査票をもとに、表3.「繁殖可能性の区分」に従って判定し、該当するランクの欄に、黒インクを用いて●印を記入する。
5.「観察コード」は、繁殖可能性のランク判定の根拠となった観察事項を表3.「繁殖可能性の区分」の「判定項目」より選び、コードナンバーで記入する。
なお、複数の観察事項がある場合には、同一ランク内であれば観察コードを列記し、異なるランクに相当する観察事項であれば、低いランクの観察コードは記入する必要はない。
6.「個体数」は、現地調査の結果にもとづき、次の「個体数の区分」に従って判定し、該当する欄に黒インクを用いて●印を記入する。
なお、個体数の状況が不明のサブメッシュ(例えば、当調査要綱による現地調査の行なわれなかったサブメッシュ)や、個体数の状況が不明の種(例えば、現地調査において出現しなかった種)については、個体数欄は記入しない。