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平成19年度 モニタリングサイト1000 シギ・チドリ類調査
春期調査が実施されました
平成19年度 モニタリングサイト1000 シギ・チドリ類調査春期調査が実施されました

平成19年度 モニタリングサイト1000 シギ・チドリ類調査春期調査が実施されました

博多湾での調査風景アカアシシギ

 シギ・チドリ類は、東南アジアやオーストラリアなどの越冬地から、ロシアやアラスカの北極海沿岸などの繁殖地まで、長距離を移動する渡り鳥です。長距離を渡るものでは片道12,000km以上を毎年移動する種もいます。
 大部分は干潟を主な生活の場所とし、干潟の微生物・ゴカイ類・貝類・甲殻類等を採食します。シギ・チドリ類は、個体数が比較的多く、干潟の生態系の上位に位置し、より栄養段階の低い生物相(食物源であるゴカイ、甲殻類、二枚貝などや、その餌となるプランクトンなど)の変化の影響を受けやすいと考えられるため、干潟生態系の健全性を測る指標として、渡来する個体数がモニタリングされてきました。シギ・チドリ類がたくさん渡来するということは、その食物となるゴカイやカニなどの生きものが豊富であるということです。シギ・チドリ類調査では、春・秋・冬に全国約100ヶ所の干潟や砂浜などの主に沿岸域で、個体数や周辺環境の状況(工事などによる環境の変化、人・動物の影響、アオサの繁茂など)について記録しています。
 平成19年度の春期調査は、4月1日~5月31日に、1回以上の調査が105ヶ所で行われました。4月30日とその前後1週間には、全国で一斉調査が行われ、ハマシギ、トウネン、チュウシャクシギなど、シギ・チドリ類48種37,354羽(調査期間内の最大数合計は55種81,511羽)が記録されました。また、環境省のレッドリスト掲載種であるヘラサギ1羽、クロツラヘラサギ36羽、ツクシガモ61羽、ズグロカモメ28羽(調査期間内の最大数合計はヘラサギ6羽、クロツラヘラサギ132羽、ツクシガモ301羽、ズグロカモメ561羽)が記録されました。

(WWFジャパン 天野 一葉)


詳しくは下記の資料をご参照ください。
平成19年度モニタリングサイト1000シギ・チドリ類調査春期速報 [PDF:894KB]

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