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平成23年度モニタリングサイト1000陸水域(湿原)調査
「尾瀬ヶ原湿原サイト」で新たな調査を開始しました。

 モニタリングサイト1000陸水域(湿原)調査の「植生調査」などを2009年から4つの湿原で実施しています。各湿原の調査では、以下の機関にご協力いただきました。

サイト 実施日
2009年
実施日
2010年
実施日
2011年
ご協力いただいた機関
サロベツ湿原
(北海道)
8月12日~
15日
カメラ
撮影
北海道大学北方生物圏
フィールド科学センター植物園
釧路湿原
(北海道)
7月16日~
19日、
9月10日
9月9日 国立環境研究所
生物・生態系環境研究センター
帯広畜産大学 畜産生命科学研究部門
八甲田山湿原
(青森県)
8月31日~
9月1日
8月18日 東北大学大学院生命科学研究科
尾瀬ヶ原湿原
(群馬県)
9月6日~
7日
カメラ
撮影
国立環境研究所
生物・生態系環境研究センター/環境計測研究センター
尾瀬保護財団

※実施日の日付は、植生調査(ライントランゼクト調査)の実施日です。
※湿原調査では、植生調査以外にも気温・地温・水位の観測を行なっています。

 尾瀬ヶ原湿原サイトは2011年から植生調査を開始し、2011年7月27日~29日にインターバルカメラを設置しました。
 本州最大の山岳湿原である尾瀬ヶ原湿原は、1949(昭和24)年に日光国立公園の一部として指定されました。現在は、2007(平成19)年8月30日に誕生した「尾瀬国立公園」の一部をなしています。
 尾瀬ヶ原湿原は学術的価値が高く、全域が国立公園の特別保護地区に指定されています。また、2005(平成17)年11月にはラムサール条約湿地にも登録されています。


調査サイト位置図

2012年2月現在で10サイト24調査(試行調査を含む)を実施
今回取り扱った調査サイトと項目を赤字で記す。
調査地付近の景観
調査地付近の景観

調査地付近の景観

流された木道設置したインターバルカメラ


インターバルカメラで試行的に撮影した画像
(撮影日:2011年8月1日、被写体はキンコウカ)
インターバルカメラで試行的に撮影した画像
(撮影日:2011年10月6日、被写体はキンコウカ)


ヒツジグサが繁茂し、降雨後も水が澄む池溏降雨後に濁った水を湛える別の池溏

 2010年度(昨年度)は、幸い天候に恵まれましたが、2011年度(今年度)は、「平成23年7月新潟・福島豪雨」による歴史的な豪雨の影響を受け、尾瀬ヶ原湿原でも洪水が発生し、木道の一部が流されるなどの被害が生じていました。
今年度の調査では、湿原内にインターバルカメラを設置し、湿原植生の変化を追うことができるか試行調査を実施しました。取得された画像データからどのような情報が得られるか引き続き検討します。なお、調査の際、湿原内には必要最小限の人数で立ち入るなど、湿原環境にも配慮しながら実施しました。
 また、尾瀬ヶ原湿原には、「池溏(ちとう;池塘とも書く)」と呼ばれる小さな水溜りが多くあります。池溏の色にはバリエーションがあります。大雨のときも濁りの程度が池溏によって様々で、とても興味深い現象です。
 2012年度はサロベツ湿原サイトと釧路湿原サイトの植生調査を行う予定です。


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