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1.身近な生きもの調査とは

(1)調査の目的 

  身近な生きもの調査は広く自然を愛好する方々の参加を得て環境指標となる身近な動植物の分布や生態を調べ、国土や身近な自然環境を診断しようとするものです。

  平成7年度はセミの抜けがら、平成8年度はひっつきむし(植物の果実)、平成9年度はツバメの巣を対象として実施してきました。

平成8年度のひっつきむし調査は只今とりまとめをしており、近々結果をお伝えできることと思います。

 

(2)調査の方法

  調査では、調査票に「ツバメ類の種類が確認できる巣の写真」を貼りつけて送付してもらい、専門家の同定・解析を経て、「ツバメ類の巣」の分布状況やその営巣環境を把握しました。

 

(3)調査実施期間

 調査参加者の募集は平成9年1月から5月末まで行われました。調査参加者には、環境庁から「調査のてびき」が送付され、同年5月から8月にかけて調査が行われました。

 

(4)調査参加者数

参加件数(個人・団体あわせて)

5,677件

参加人数(個人・団体あわせて)

31,352人

返送された調査票枚数

約8,700枚


 

(5)ツバメの巣の同定・解析をお願いした方々

  同定は、浜口  哲一氏(平塚市博物館学芸担当主幹)、藤田  剛氏(東京大学大学院農学生命科学研究科)にお願いしました。解析・集計は主に財団法人自然環境研究センターにお願いしました。

 


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