ゆるやかな坂をリュックサックをゆらしながら、元気に子どもたちは登っていきました。 道々に咲いている植物の名前を教えてくれるのは小学校の教頭先生である山口一郎さん。今では珍しくなった在来タンポポの群落を観察しながら、総苞片の違いを説明してくれました。ニガナ、ウマノアシガタ、ヤマブキ、クサノオウ、ミツバツチグリなど、タンポポ以外の調査対象種も、ところどころで鮮やかに存在を主張しています。