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1.概 要本公園は、関東地方北部から東北・中部地方にまたがり、那須火山帯に属する火山と高原に、これらを刻む渓谷と点在する湖沼・湿原・瀑布が相まって複雑で多様な自然景観を形造るとともに、東照宮等の人工美が彩りを添える日本を代表する山岳公園の一つである。 東端は那須岳を中心に山麓に広大な高原が広がる那須甲子(なすかっし)地区から、温泉街で知られる塩原・鬼怒川地区、中禅寺湖・華厳の滝等で知られる日光地区等を経て、西端の尾瀬地区へ通じる一帯である。 最高峰の白根山(2,578m)をはじめ、男体山(2,484m)・燧(ひうち)ヶ岳(2,346m)等、2000m級の山々が連なり、これらを取り巻く亜高山性針葉樹林やミズナラ林等原始性の高い森林植生と相まって、傑出した山岳景観を呈している。この他、湯ノ湖・西ノ湖・菅(すげ)沼・丸沼・尾瀬沼等の湖沼や竜頭の滝・湯滝・三条の滝等、数多くの瀑布が点在する等が景観に変化を与えている。また、本州最大の高層湿原であり、景観上・学術上極めて価値の高い尾瀬ヶ原や鬼怒沼・戦場ヶ原等の高層湿原は貴重な湿性植物が見られる。野生動物ではツキノワグマ等の大型哺乳動物から鳥類・昆虫類に至るまで、種類・量とも豊富で、特にニホンジカ・ニホンザルは生息密度が高い。 利用形態は、登山・自然探勝・参拝・湯治・スキー等様々で、首都圏からも近く多くの利用者が訪れる。年間約2600万人にのぼる。 <代表的な利用拠点・興味地点> ○戦場ヶ原;男体山の噴火により湯川がせき止められた浅い沼に形成された湿原で、低層から高層まで多様な湿原植生やズミ・ホザキシモツケ等の低木群落が見られる。 2.経 緯 昭和 9年12月 4日 指定 昭和13年 5月13日 特別地域の指定 昭和25年 9月22日 那須・塩原・鬼怒川地域の区域拡張 昭和28年12月22日 特別保護地区の指定 昭和32年 4月 5日 那須地域の区域変更 昭和32年 7月 8日 区域拡張(旧皇室用地) 昭和40年 4月15日 特別地域の指定(光徳及び戦場ヶ原の一部) 昭和42年12月 5日 特別地域の指定(尾瀬の一部) 昭和60年 9月 5日 那須甲子・塩原地域の公園区域及び公園計画の全般的な見直し 平成 4年 7月14日 那須甲子・塩原地域の公園区域及び公園計画の変更 平成 9年 9月18日 日光地域の公園区域及び公園計画の全般的な見直し 3.面 積 単位;ha(%) (1)地域地区別
(2)土地所有別
4.関係市町村 福島県:南会津郡(下郷(しもごう)町・桧枝岐(ひのえまた)村)・ 西白河郡(西郷(にしごう)村) 栃木県:日光市・今市市・矢板市・黒磯市・上都賀(かみつが)郡(足尾町)・ 塩谷郡(栗山村・藤原町・塩谷町)・那須郡(那須町・塩原町) 群馬県:利根郡(片品村) 新潟県:北魚沼郡(湯之谷村) 5.年間利用者数 約2,559万人(平成8年) |
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