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日本の自然保護地域
伊勢志摩国立公園の概要
1.概 要
 本公園は、紀伊半島東端の志摩半島に位置し、伊勢神宮を中心とした内陸部と夫婦岩に代表される二見海岸から南に続く鳥羽湾、的矢(まとや)湾、英虞(あご)湾、五ヶ所湾などの海岸部及びその背後に広がるなだらかな丘陵地からなる。
 主要な自然景観は、優美で繊細な英虞湾と険崖で力強い五ヶ所湾に代表されるリアス式海岸や随所に見られる海食崖・海食洞などである。公園区域の大部分を農耕地、人工林及び二次林等が占めるが、海岸部の暖地性海浜植物や神宮林(暖帯性常緑広葉樹林)の景観が優れている。神宮林内にはシカ・ニホンザルなどが生息するが、一般には海辺を中心に鳥類が観察できる。また、英虞湾を中心とした真珠の養殖筏や伊勢神宮などの人文景観が大きな特徴となっている。
 利用形態は伊勢神宮の参拝、海水浴等の海浜レジャー、魚介類の味覚探訪などが主なものである。

(参考)
〇英虞湾:志摩半島最大の湾で、近くの登茂(とも)山(大王町、48m)や横山(阿児町、203m)からの展望は絶景。
〇伊勢神宮;古くから「お伊勢参り」で有名。内宮・外宮の簡素な神殿、自然林(約5,600ha)と清らかな五十鈴川の流れに訪れる参拝者の感動は大きい。
〇朝熊(あさま)山:公園内最高峰(550m)。伊勢湾の好展望地。
 
2.経 緯
 昭和21年11月20日 指定(戦後初めて指定)
 昭和52年 2月 8日 再検討(度会郡南島町の海岸線一帯の区域拡張)
 昭和60年 1月31日 公園計画の変更(第1次点検)
 昭和63年 7月23日 公園計画の変更(第2次点検)
 平成 6年 2月15日 公園計画の変更(第3次点検)
 
3.面 積
 (1)地域地区別(単位:ha)
特 保
第1種
第2種
第3種
小 計
普 通
合 計
 944
(1.7)
1,084
(2.0)
6,686
(12.0)
8,781
(15.8)
17,495
(31.5)
38,054
(68.5)
55,549
(100.0)

 
 (2)土地所有別(単位:ha)
国 有 地
公 有 地
民 有 地
合 計
    166
 ( 0.3%)
1,997
  ( 3.6%)
53,386
( 96.1%)
55,549
(100.0%)

 
4.関係市町村
 三重県:伊勢市、鳥羽市、
      度会(わたらい)郡(二見町、南勢町、南島町)、
      志摩郡(浜島町、大王町、志摩町、阿児町、磯部町)
 
5.年間利用者数
 約1,378万人(平成8年)

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