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日本の自然保護地域
上高地及び上高地集団施設地区について
1.概 要
 位   置:中部山岳国立公園の南部に位置し、穂高岳や焼岳、霞沢岳等に囲まれた、梓川に沿って開けた標高1,500mの細長い盆地である。
 動 植 物:平地にはケショウヤナギ等の河畔林が形成され、周囲の3,000m級の山々には常緑針葉樹林や高山植物が分布している。また、動物は、ツキノワグマ、ニホンザル、カモシカ等の哺乳類、コガラ、キビタキ、アカハラ、マガモ等の鳥類や高山蝶が生息している。
 利用形態:上高地そのものの美しい自然を楽しむ人々の利用が多く、年間利用者数は約204万人(平成8年)に及ぶ。
 
<上高地集団施設地区の概要>
 上高地は本公園南部の最大の利用拠点のひとつとなっており、集団施設地区に指定されている。面積は80.2ha(内環境省所管地58.5ha、国有林21.7ha)で、環境省が主体となって公園利用施設の整備を行っている他、県や村等もその整備の一部を負担している。
 
<公園利用施設の概要>
 ・環 境 庁            駐車場、トイレ、ビジターセンター、休憩舎、園路等(所管地内)
 ・長 野 県           歩道、トイレ等(所管地外)
 ・安 曇 村           総合案内所、宿舎、下水道等
 ・自然公園美化管理財団   美化センター、公園活動ステーション等
 ・民    間           宿舎、キャンプ場、交通関係等
 
<利用者のために行われている自然解説事業>
 ・ビジターセンター:館内の解説、野外の自然解説等のソフトプログラムを実施。
 ・公園活動ステーション:パークボランティアによる自然解説、清掃活動等を実施。
 ・地元観光組合:音楽祭、自然観察会等の開催。
 
<自然環境を保全するために実施している施策>
 (1)園路内車両乗り入れ規制(国立公園管理官事務所)
 (2)自然環境と快適な利用環境を守るため、昭和50年度より中の湯〜上高地間のマイカーの乗り入れを規制。今年度より通年の規制を実施。(上高地自動車利用適正化連絡協議会:環境省、県村、 警察、地元業者、交通機関、等)
 (3)梓川の清流を保全するため、平成4年度より特定環境保全公共下水道を供用開始。(村)
 (4)ゴミ持ち帰り運動、隔週水曜日の一斉清掃、夏期のサブレンジャーによる清掃を実施。
 (上高地を美しくする会:村、地元業者、等)
 (5)駐車場、ビジターセンター、公園活動ステーションの運営、園路、トイレの清掃、ベンチ・標識 の補修、広場の草刈、危険木の処理等(自然公園美化管理財団上高地支部)
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