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日本の自然保護地域
阿寒国立公園の概要
1.概 要
 本公園は、北海道東部に位置し、千島火山帯の活動によって生じた阿寒火山群を中心 (1,503m)・藻琴山(1,000m)・カムイヌプリ岳(858m)等の火山性山岳景観が織りなす優れた原始的景観を有する「火山と森と湖」の公園である。公園は西側の阿寒湖を中心とした地域と東側の屈斜路湖・摩周湖を含む地域に大きく二分され、両地域が阿寒横断道路で結ばれている。
 植生としてはエゾマツ・トドマツを中心とする亜寒帯性針葉樹とカツラ・シナノキ等の広葉樹の原生的な針広混交林が広がり、標高1,000m前後から上部には高山植物が生育する。一帯にはヒグマ・エゾシカ・キツネ・エゾリス等のほ乳類が多数生息し、クマゲラ・オジロワシ・シマフクロウ等の希少な鳥類の生息も確認されている。
 利用形態は、景観を楽しみながらのドライブ・湖上遊覧・湖畔でのキャンプ・雄阿寒岳や雌阿寒岳等の登山・随所に湧出する温泉地での保養が主である。
 年間利用者は約662万人(平成6年)に及ぶ。
 
2.経 緯
 昭和 9年12月 4日 阿寒国立公園として指定
 昭和52年11月15日 公園区域及び公園計画の全般的な変更(再検討)
 昭和62年 3月30日 公園計画の一部変更(第1次点検)
 平成 5年 1月28日 公園計画の一部変更(第2次点検)
 
3.面 積
 (1)地域地区別(単位:ha)
特 保
第1種
第2種
第3種
小 計
普 通
合 計
10,421
( 11.5%)
20,287
( 22.4%)
24,349
( 26.9%)
17,688
( 19.5%)
72,745
( 80.4%)
17,736
( 19.6%)
90,481
(100.0%)

 
 (2)土地所有別(単位:ha)
国 有 地
公 有 地
民 有 地
合 計
  78,595
  ( 86.9%)
283
( 0.3%)
11,603
( 12.8%)
90,481
(100.0%)

  
4.関係市町村
 網走郡(東藻琴村、美幌町、津別町)、斜里郡(清里町、小清水町)、
 足寄(あしよろ)郡(足寄町)、川上郡(標茶(しべちゃ)町、弟子屈町)、
 阿寒郡(阿寒町)、白糠(しらぬか)郡(白糠町)、標津郡(中標津町)
 
5.年間利用者数
  約646万人(平成8年)

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