生物多様性センター
鳥類アトラスWEB版(鳥類標識調査 回収記録データ)

ショウドウツバメ

Riparia riparia  

全長約13cm。上面は暗褐色で、金属光沢はない。体下面は白く、胸に暗褐色の帯がある。尾は凹尾。嘴と足は黒い。

極地を除くユーラシアおよび北アメリカで繁殖し、アフリカ・ヒマラヤ・中国南部・東南アジア・南アメリカで越冬する。日本では夏鳥として北海道に渡来し、繁殖する。本州以南では旅鳥として春秋に通過するが、個体数が多く普通に見られるのは秋である。

川岸・湖岸・海岸などの崖に穴を掘って集団で繁殖する。渡りの時期には草原・アシ原・水田・湖沼畔などで見られ、大群で電線や路上で休息していることも多い。餌は小型の昆虫類で、飛翔しながら捕らえる。


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ショウドウツバメ
 新放鳥数24679
 移動回収553
 最長移動距離4873km
 最長回収期間-
 環境省レッドリスト  -
 希少野生動植物種  -
 天然記念物  -

【凡例】
新放鳥数
国内で足環を付けて放鳥された個体数
移動回収
回収総数のうち、放鳥地から5km以上離れた地点で回収された例数
最長移動距離
放鳥地から回収地までの距離が最も長かった記録
最長回収期間
放鳥日から回収日までの期間が最も長かった記録
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