生物多様性センター
鳥類アトラスWEB版(鳥類標識調査 回収記録データ)

カシラダカ

Emberiza rustica  

全長約15cm。雌雄ともに短い冠羽があり、和名の由来となっている。雄夏羽は頭上、目先、耳羽が黒く、眉斑と喉、胸、腹は白い。腰は栗色で、羽縁が淡褐色なためうろこ模様となっている。胸に栗色の帯があり、脇にも栗色の縦斑がある。尾羽は黒褐色で、外側の2対に白斑がある。雄冬羽と雌は頭上が褐色で黒い縦斑があり、淡黄色の眉斑と黒い顎線がある。頬と耳羽は黒褐色。嘴は肉色で嘴峰は黒褐色。足はピンク色。

スカンジナビア半島からカムチャツカ半島までのユーラシア高緯度地方で繁殖し、日本、朝鮮半島、中国東部などで越冬する。日本では冬鳥として渡来し、九州以北で越冬する。

平地から山地の明るい林、耕地、川原に生息する。日本にいるときには主に植物の種子を食べるが、ほかに小型の昆虫類・クモ類なども食べる。


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カシラダカ
 新放鳥数400439
 移動回収200
 最長移動距離2692km
 最長回収期間-
 環境省レッドリスト  -
 希少野生動植物種  -
 天然記念物  -

【凡例】
新放鳥数
国内で足環を付けて放鳥された個体数
移動回収
回収総数のうち、放鳥地から5km以上離れた地点で回収された例数
最長移動距離
放鳥地から回収地までの距離が最も長かった記録
最長回収期間
放鳥日から回収日までの期間が最も長かった記録
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