生物多様性センター
鳥類アトラスWEB版(鳥類標識調査 回収記録データ)

コブハクチョウ

Cygnus olor  

全長約150cm。全身が白く、嘴の大部分はオレンジがかった赤で鼻孔・額瘤・目先は黒い。足は黒。幼鳥は全体に灰色で、額瘤はないか小さい。

ヨーロッパ北部・小アジア・中央アジア・モンゴル・バイカル湖東部・ウスリーで繁殖し、ヨーロッパ南東部・アジア南西部で越冬する。北アメリカ・南アフリカ・オーストラリア・ニュージーランドに移入され、一部は野生化している。日本では迷鳥として1933年11月に八丈島で記録があるのみ。以前より各地の公園、庭園、動物園などの池でよく飼われていて、時には逃げ出して野外で見られることがあり、また放し飼いの状態で繁殖しているものもあって、野生かどうかの判断が難しい場合がある。

湖沼・干潟・湿地などにすむ。主に水生植物の葉・茎等を食べ、軟体動物・昆虫類なども捕る。


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コブハクチョウ
 新放鳥数51
 移動回収13
 最長移動距離759km
 最長回収期間-
 環境省レッドリスト  -
 希少野生動植物種  -
 天然記念物  -

【凡例】
新放鳥数
国内で足環を付けて放鳥された個体数
移動回収
回収総数のうち、放鳥地から5km以上離れた地点で回収された例数
最長移動距離
放鳥地から回収地までの距離が最も長かった記録
最長回収期間
放鳥日から回収日までの期間が最も長かった記録
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