生物多様性センター
鳥類アトラスWEB版(鳥類標識調査 回収記録データ)

ウグイス

Cettia diphone  

全長約14 ~ 15.5cm。雄は雌よりやや大きい。全身が緑色がかった褐色で、淡褐色の眉斑がある。下面はやや淡い。尾羽は長めで、10枚(スズメ目鳥類は通常12枚)。嘴は黒褐色で、下嘴は黄褐色みがある。足は肉色。

ウスリー・中国東北部・朝鮮半島・サハリン南部・南千島・日本で繁殖し、日本・台湾・中国南東部・フィリピン北部で越冬する。日本では全国で繁殖し、本州から九州では冬は低地や暖地に移動する。北海道では夏鳥。南西諸島では主に冬鳥だが、北部では繁殖するものもある。

平地から山地の林に生息する。林床にササのある所を好む。冬はやぶのある公園や人家の庭などにもいる。ホーホケキョとさえずる。古くより人々に親しまれ、よく飼われてきた。詩歌の題材として取り上げられることも多い。餌は昆虫類・クモ類などが主であるが、餌台においた熟したカキの実をついばむこともある。


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ウグイス
 新放鳥数145817
 移動回収82
 最長移動距離2197km
 最長回収期間-
 環境省レッドリスト  -
 希少野生動植物種  -
 天然記念物  -

【凡例】
新放鳥数
国内で足環を付けて放鳥された個体数
移動回収
回収総数のうち、放鳥地から5km以上離れた地点で回収された例数
最長移動距離
放鳥地から回収地までの距離が最も長かった記録
最長回収期間
放鳥日から回収日までの期間が最も長かった記録
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