生物多様性センター
鳥類アトラスWEB版(鳥類標識調査 回収記録データ)

ウトウ

Cerorhinca monocerata  

全長約38cm。夏羽は顔に2条の白い飾り羽がある。頭部と体上面は黒褐色。体下面は淡褐色で腹は白い。嘴はオレンジ色で太く、上嘴基部から1cmほどの角状の突起が出る。足は黄白色で太くて短い。冬羽は嘴の突起が小さくなり、顔の白い飾り羽は目立たない。

サハリン・千島・日本北部・アリューシャン列島・アラスカ・北アメリカ西海岸で繁殖し、北方のものは冬に南下する。日本では北海道や本州北部の離島で繁殖し、冬期は本州以北の海上で見られる。九州や伊豆諸島でも記録がある。

海上に生息し、離島で繁殖する。海上に浮かんでおり、餌を見つけると水中に潜って魚類・イカ類などを捕る。


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ウトウ
 新放鳥数41162
 移動回収384
 最長移動距離1310km
 最長回収期間-
 環境省レッドリスト  -
 希少野生動植物種  -
 天然記念物  -

【凡例】
新放鳥数
国内で足環を付けて放鳥された個体数
移動回収
回収総数のうち、放鳥地から5km以上離れた地点で回収された例数
最長移動距離
放鳥地から回収地までの距離が最も長かった記録
最長回収期間
放鳥日から回収日までの期間が最も長かった記録
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