生物多様性センター
鳥類アトラスWEB版(鳥類標識調査 回収記録データ)

キョウジョシギ

Arenaria interpres  

全長約22cm。ずんぐりした体つき。夏羽は頭部から胸にかけて特徴のある白と黒の模様がある。背と翼上面は赤褐色で黒色の顕著な斑がある。胸以下の体下面は白い。嘴は短くて黒く、上方にやや反る。足はオレンジ色で短い。冬羽は頭部がほとんど褐色で、上面は暗褐色。幼鳥は冬羽に似るが、背と翼は淡色の羽縁が目立ち、鱗状の模様になる。

ユーラシア北部および北アメリカ北部のツンドラで繁殖し、南アジア・アフリカ・オセアニア、中央および南アメリカで越冬する。日本では旅鳥として春と秋に全国に渡来し、南西諸島では越冬するものもいる。

干潟・岩礁・水田などに生息する。嘴を貝や海藻などの下に差し込んでひっくり返し、潜んでいる餌を捕らえる。餌は甲殻類・貝類・昆虫など。


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キョウジョシギ
 新放鳥数2891
 移動回収103
 最長移動距離9275km
 最長回収期間-
 環境省レッドリスト  -
 希少野生動植物種  -
 天然記念物  -

【凡例】
新放鳥数
国内で足環を付けて放鳥された個体数
移動回収
回収総数のうち、放鳥地から5km以上離れた地点で回収された例数
最長移動距離
放鳥地から回収地までの距離が最も長かった記録
最長回収期間
放鳥日から回収日までの期間が最も長かった記録
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