国際生物多様性年の目的は、条約の3つの目的([1]生物の多様性の保全、[2]生物多様性の構成要素の持続可能な利用、[3]遺伝資源の利用から生ずる利益の公正で衡平な配分)及び生物多様性の2010年目標※を達成するための認識を高めることです。
また、国連は加盟国に対し、国家的な委員会を設置し、生物多様性年に係る各種イベントを開催するよう奨励しており、日本においても国内委員会の設置及び生物多様性に係る各種イベントの開催を予定しております。
なお、12月には、石川県において国際生物多様性年クロージングイベント(閉年行事)を開催する予定です。
※ 「現在の生物多様性の損失速度を2010年までに顕著に減少させる」という目標
2006年の生物多様性条約第8回締約国会議の勧告に従い、同年12月の第61回国連総会において、2010年を国際生物多様性年とすることを宣言しました。また、生物多様性条約事務局を国際生物多様性年の担当機関としました。
(国連決議61/203)
条約の3つの目的([1]生物の多様性の保全、[2]生物多様性の構成要素の持続可能な利用、[3]遺伝資源の利用から生ずる利益の公正で衡平な配分)及び生物多様性の2010年目標※を達成するための認識を高めること。