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生物多様性条約第10回締約国会議(COP10) カルタヘナ議定書第5回締約国会議(COP-MOP5) 日本政府公式ウェブサイト


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ホーム > 環境への取組:概要

概要

はじめに

 COP10/MOP5には世界193の国と地域から約8,000人の参加が予定されており、参加者の移動や会議の開催に伴ってエネルギーの使用や廃棄物の発生などで大きな環境負荷が発生してしまいます。COP10/MOP5は環境分野の条約・議定書の締約国会議であることから、会議の開催に伴う環境負荷をなるべく積極的に低減することが望ましいと考えられます。
 そこでCOP10/MOP5では、これまでに実施された国際会議における環境配慮への取組や、既に各国から公表されているイベントの環境配慮に関するガイドラインを参考にしつつ、本会議の開催地に適した環境負荷低減への取組を行います。こちらにCOP10/MOP5開催にあたって実施環境配慮への取組をご紹介します。
 また同時に、会期中に皆さんにご協力いただける取組も合わせてご紹介していますので、会期中の環境負荷をなるべく減らし、環境配慮の側面でも会議を成功させるために、参加予定の皆さんのご理解とご協力をお願いします。

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COP10/MOP5における環境配慮への取組

 COP10/MOP5では、過去に開催された国際会議における環境配慮への取組や、イベントの環境配慮に関するガイドラインを参考にしつつ、関係者全員が一体となって協力できる取組を行っていきます。

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イベントの環境配慮に関するガイドラインとこれまでの国際会議における取組

 近年、国際会議等のイベントにおける環境配慮が推進されています。国際的にもGREEN MEETING GUIDE 2009 (UNEP) などのイベントの環境配慮に関するガイドラインが公表されており、日本国内においても「会議等の環境配慮のススメ」(環境省)などが公表されています。
 前回のCOP9/MOP4においては環境配慮型カンファレンスバッグの配布や廃棄物の分別、エコカーの利用促進、地産地消のケータリング、グリーン電力の活用、温室効果ガス(GHG)排出のカーボン・オフセットなどが行われました。日本においても先の北海道洞爺湖サミット、G8環境大臣会合(神戸)において、低公害車の導入、自然エネルギーの活用、省エネルギー対策の推進、廃棄物の削減、グリーン調達の推進など、当時出来得る限りの環境配慮行動を実行し、CERを用いたカーボン・オフセットを実施しました。

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COP10/MOP5における取組方針

 COP10/MOP5においては、イベントの環境配慮の最新の動向を踏まえ、国内外の環境配慮ガイドラインを参考にしながらイベントの環境配慮を行うとともに、GHG排出については、国内の排出量分については国内のGHG削減・吸収クレジットでオフセットし、国際航空等海外の排出量分については京都クレジットを用いてオフセットを行う予定です。また、これらカーボン・オフセットの取組について第三者機関による認証を得ています。
 これらの施策を積極的に周知し、主催者や関連事業者のみならず、参加者の皆さんにもご協力いただきながら、COP10/MOP5にかかわるすべての立場の人が一体となって取り組めるイベントになるよういたします。

パネル「COP10/MOP5 における環境配慮への取組」

   PDF版(日本英語併記

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