カーボン・オフセット
様々な環境への取組を行っても、移動やエネルギーの使用に伴って、GHGは排出されてしまいます。そこでCOP10/MOP5では、削減しきれないGHGについてカーボン・オフセットを実施します。
- 本会議場でのエネルギー利用、参加者の航空便・鉄道移動のほか、出来る限り幅広なバウンダリを対象とし、可能な限り精緻な算定を行います。
- カーボン・オフセットの信頼性を高めるために、環境省のカーボン・オフセット認証基準に基づき、第三者機関によるカーボン・オフセット認証を取得しています。
- カーボン・オフセットに用いるクレジットの選定にあたっては有識者からなる検討委員会を設置し選定を行います。国内で発生する排出に関しては国内で創出されたオフセット・クレジット*1を用いてオフセットすることを優先し、国際航空等の海外における排出は京都クレジット(CER)*2を用いてオフセットします。
- カーボン・オフセットは直接目に見えない取組のため、透明性を確保するためにオフセット完了後には報告書を公表し、積極的に情報公開する予定です。
- *1
- 国内の排出削減・吸収プロジェクトにより実現されたGHG排出削減・吸収量をクレジットとして認証する制度により発行されるクレジット。平成20年11月に環境省が創設。
- *2
- 京都議定書に定められた手続に基づいて発行されるクレジットであり、京都クレジットは、京都議定書に基づく削減目標達成のために用いられる。クリーン開発メカニズム(CleanDevelopment Mechanism, CDM)プロジェクトにより発行されるクレジット(Certified EmissionReduction, CER)等がある。
カーボン・オフセット認証ラベル