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生物多様性 -Biodiversity-

生物多様性の恵み、そして進行する危機の状況について考えてみましょう

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国連生物多様性の10年日本委員会

多様なセクターが連携しながら「生物多様性」に関わるさまざまなプロジェクトを推進します

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地域連携促進法 HOME > 地域連携保全活動計画について >  西宮市
活動が実施されている市町村(地域名)
 西宮市
活動の背景
 西宮市では、「生物多様性基本法」に基づき、平成24年3月に「生物多様性にしのみや戦略」を策定しました。本市の自然環境の中核的役割を担う甲山周辺は、六甲山系の東端部に位置し、広域的に自然環境保全に貢献する役割があります。また、このエリアは森林や湿原、農地、河川等の多様な生態系を有する重要なエリアでもあります。この甲山周辺は、人為的な働きかけにより里山生態系が維持され、多様な動植物の生息空間となっていましたが、近年では適切な森林整備がなされず、森林の荒廃が進む恐れがあります。一方で、甲山の学習拠点である甲山自然環境センターでは、キャンプ場で利用する薪材を他地域から購入するなど、本来の里山としての循環機能が維持されていないという課題があります。そこで、このエリアを甲山グリーンエリアと位置づけ、本戦略の「山の行動計画」で“甲山グリーンエリアにおける里地・里山整備”を重点施策としました。
活動計画の概要
 西宮市では、都市型里山としての新たな循環機能を持った仕組みの構築し、保全と利用のバランスが保たれた持続可能な里山づくりに向け、生物多様性地域連携保全活動計画の策定を検討しています。
 また、地域連携保全活動として、西宮市にある森林や湿原、農地、河川、池沼など様々な自然環境をフィールドとした事業者や市民の生物多様性体験学習拠点の整備、多様な自然環境を有機的に結ぶ生態系ネットワークの形成などを検討しています。
活動の特徴
  • 里山の循環機能を活かした持続可能な利用の仕組みづくりを具体的に検討
地域連携保全活動計画
計画の名称計画に関するウェブサイト
 甲山グリーンエリア地域連携保全活動計画
参画している主体
 NPO・NGO等、地域住民、企業、専門家、行政
組織している協議会
 甲山グリーンエリア地域連携保全活動計画検討委員会
活動の分類
  • 野生動植物の生息・生育場の保全保護
  • 環境教育、環境啓発活動、エコツーリズム
活動の場所
 甲山グリーンエリア(森(二次林)、田畑、緑地、河川、湿地、草原)
参考写真
    
写真の提供:西宮市